ソチ冬季五輪がいよいよ幕を開ける。皮切りはきょう、モーグルの予選から始まる。前回4位に終わり「なんで一段ずつ…」と涙を流した上村愛子がいきなり登場する。果たして1段登ってメダルを手にすることができるのか。日本選手の活躍を占ってみる。
橋本聖子選手団長は目標について「メダル数で長野を上回ること」という。16年前の長野では10個、これならクリアできそうにもみえるが、長野は中身が濃い。最もメダルの数が多かったのは「金」の5個、銀1、銅4という内訳だ。今回金5はとても無理、総数で稼ぐしかないのが実情だろう。
金に最も近いのは女子ジャンプの高梨、これは衆目の一致するところだ。かなりの確率でトップを取るとは思うが、一発勝負は分からない。あと金の期待が高いのは男子スピードスケートの加藤と長島、男女フィギュアだが、可能性は20%以下と見る。スノボの平野やジャンプの葛西などは表彰台に上がれれば上出来だろう。
ファンはどう見ているのだろう。マイナビのアンケートは次のとおりだ。
《日本選手代表団はソチ五輪で何個金メダルを獲得できると思いますか。
1位 3個 26.2%
2位 2個 18.0%
3位 5個 17.2%
4位 1個 14.6%
5位 4個 6.0%
日本選手代表団はソチ五輪で金、銀、銅を合計して何個のメダルを獲得できると思いますか。
1位 11個以上 26.8%
2位 10個 17.8%
3位 5個 17.0%
4位 6個 7.8%
5位 7個 7.6%》
さて、当ブログの見立ては
金1 高梨沙羅
銀3 加藤条治(スピードスケート) 羽生結弦 浅田真央(フィギュア)
銅9 ジャンプ男子団体 複合団体 長島圭一郎(スピードスケート)女子パシュート(同) フィギュア団体 町田樹(フィギュア)
平野歩夢(スノボ・ハーフパイプ) 葛西紀明(ジャンプ) 角野友基(スノボ・スロープ)
計13個のメダルとなった。ほとんど何の根拠もない単なる予想だが、多少の理屈はある。まず、浅田。全日本で3位に終わるようでは世界の頂点は無理。モーグルの上村と伊藤。上村の直前練習の映像を見たが、往年のキレがない。大怪我から復帰の伊藤は選ばれたこと自体が不思議、「資格があるから」は通らない。フィギュアの高橋大輔は怪我明け、spの曲のごたごたなどで多くは望めない。複合の渡部暁斗も病気上がり、メダルまでは届くまい。
冬季競技は雪上や氷上で行われるため、番狂わせが多い。採点、独走(あるいは併走)がもたらす微妙なアヤもある。スノボクロス、スケート・ショートトラックなどは何が起きるか分からない。日本選手がメダルを取っても不思議ではないが、あえて数に入れなかった。
この予想が低い方に外れ、次々とメダル獲得のニュースが入ってくることを祈りたい。
橋本聖子選手団長は目標について「メダル数で長野を上回ること」という。16年前の長野では10個、これならクリアできそうにもみえるが、長野は中身が濃い。最もメダルの数が多かったのは「金」の5個、銀1、銅4という内訳だ。今回金5はとても無理、総数で稼ぐしかないのが実情だろう。
金に最も近いのは女子ジャンプの高梨、これは衆目の一致するところだ。かなりの確率でトップを取るとは思うが、一発勝負は分からない。あと金の期待が高いのは男子スピードスケートの加藤と長島、男女フィギュアだが、可能性は20%以下と見る。スノボの平野やジャンプの葛西などは表彰台に上がれれば上出来だろう。
ファンはどう見ているのだろう。マイナビのアンケートは次のとおりだ。
《日本選手代表団はソチ五輪で何個金メダルを獲得できると思いますか。
1位 3個 26.2%
2位 2個 18.0%
3位 5個 17.2%
4位 1個 14.6%
5位 4個 6.0%
日本選手代表団はソチ五輪で金、銀、銅を合計して何個のメダルを獲得できると思いますか。
1位 11個以上 26.8%
2位 10個 17.8%
3位 5個 17.0%
4位 6個 7.8%
5位 7個 7.6%》
さて、当ブログの見立ては
金1 高梨沙羅
銀3 加藤条治(スピードスケート) 羽生結弦 浅田真央(フィギュア)
銅9 ジャンプ男子団体 複合団体 長島圭一郎(スピードスケート)女子パシュート(同) フィギュア団体 町田樹(フィギュア)
平野歩夢(スノボ・ハーフパイプ) 葛西紀明(ジャンプ) 角野友基(スノボ・スロープ)
計13個のメダルとなった。ほとんど何の根拠もない単なる予想だが、多少の理屈はある。まず、浅田。全日本で3位に終わるようでは世界の頂点は無理。モーグルの上村と伊藤。上村の直前練習の映像を見たが、往年のキレがない。大怪我から復帰の伊藤は選ばれたこと自体が不思議、「資格があるから」は通らない。フィギュアの高橋大輔は怪我明け、spの曲のごたごたなどで多くは望めない。複合の渡部暁斗も病気上がり、メダルまでは届くまい。
冬季競技は雪上や氷上で行われるため、番狂わせが多い。採点、独走(あるいは併走)がもたらす微妙なアヤもある。スノボクロス、スケート・ショートトラックなどは何が起きるか分からない。日本選手がメダルを取っても不思議ではないが、あえて数に入れなかった。
この予想が低い方に外れ、次々とメダル獲得のニュースが入ってくることを祈りたい。