酔眼独語 

時事問題を中心に、政治、経済、文化、スポーツ、環境問題など今日的なテーマについて語る。
 

「密約発見」の胡散臭さ

2009-12-27 05:45:56 | Weblog
 岡田外相が意欲的に取り組んでいる日米密約問題が急展開を見せている。佐藤栄作元首相の息子・信二が「父の机の引出しから密約文書が出てきた」と明らかにしたのだ。

 《沖縄返還(1972年)の交渉過程で、当時の佐藤栄作首相とニクソン米大統領が69年11月に署名した、沖縄への有事の際の核持ち込みを認める密約文書を、佐藤氏の遺族が保管していたことが22日、明らかになった。草案などで密約の内容はすでに分かっていたが、両首脳の署名がある実物の存在が明らかになったのは初めて。

 密約は69年11月にワシントンで行われた日米首脳会談の際、両首脳がひそかに署名した「合意議事録」。返還交渉で佐藤氏の密使を務めた若泉敬・元京都産業大教授(故人)が94年に著書でその草案の写真とともに明らかにした。今回の文書は文末にフルネームで署名があり、2通作成され、日米首脳がそれぞれ保管するとした本文の日本保管分とみられる。若泉氏は著書で「イニシャル署名する予定だったが、フルネームで署名したと佐藤首相から知らされた」と記述しており、符合する》=毎日jp=。

 “発見”以降、ここまでの流れを見ると、文書が本物であることは間違いなさそうだ。この密約についての評価は定まっていないが、読売や産経は「やむを得なかった」の立場を鮮明にしている。

《「核持ち込みの「密約」については今後、外務省の有識者委員会が議論をしていくことになりますが、私は佐藤元首相の密約文書については「内容そのものは当時の世界情勢、とくに日本を取り巻く情勢を考えれば、沖縄返還を実現するためにやむをえなかった」と考えるべきだと思います》=「産経政治部遊軍高橋昌之のとっておき」。

 不思議なのは、佐藤信二が言っていることを疑う論調がないことだ。元首相が私蔵してきたと結論付けていいのだろうか。文書が出てきたタイミング、出方はかなり怪しい。外務省なりが工作していた可能性がないのかどうか。岡田の調査委員会は文書を点検するだけでなく、信二を徹底的に問い詰めるべきだ。

 佐藤が私蔵してきたことにすれば、沖縄密約に限っては歴代内閣は責任を逃れることができる。外務省も傷つかない。なんとうまい「解決法」ではないか。

 しかし、私蔵とするには無理もある。日米が密約を交わしたとして、それが後継政権に引き継がれなければ「約束」の体をなさないからだ。もし、佐藤が本当に私蔵していたのなら、「アメリカの要求は飲まざるを得ない。密約なんてあってもなくても同じこと」との考え方に基づいてのことだろう。

 外務省が調査している密約は4つだ。このうち1つは出てきた。残り3つがどんな出方をするか注目したい。日米の謀略機関?が知恵を絞って「出し方」を研究しているに違いない。
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柔道の本質って何?

2009-12-15 06:08:22 | Weblog
 これは柔道の退歩ではないか。国際柔道連盟がタックル技を「反則負け」の対象としたことである。

 《国際柔道連盟(IJF)は14日、東京都内で幹部会を開き、組み合わずに手や肩でいきなり脚を取る「タックル技」を掛けた場合、1度で反則負けとすることを決めた。来年1月のマスターズ大会(韓国)から実施する。

 IJFは、タックル技を繰り返す柔道を「柔道の本質から外れている」として問題視。今年10月の世界ジュニア選手権(パリ)から「1回目は指導、2回目で反則負け」とする新ルールを試行し、その後の検証の結果「1度で反則負け」とするルール改正に踏み切った。これに伴い、「肩車」「すくい投げ」「朽ち木倒し」「もろ手刈り」の四つの技は厳しく制限されるが、連絡技や返し技として掛けた場合は反則としない》=毎日jp=。

 新たなルールの詳細は明らかではないが、「毎日」で読む限りかなりいい加減な内容に思える。その最たるものが「組み合わずに手や肩でいきなり脚を取る」のがタックルとしている点だ。「組む」とは互いに着衣を持ち合うことなのか。一方で足りるのか。手四つの形でも良いのか。

 要は審判が「いきなり」と判断するということなのだろう。

 柔道は最強の格闘技として編み出されたものだ。タックルには、タックル返しを磨いて対抗すればいい。もろ手刈りや朽木倒しはタックルの変形でもある。すくい投げや肩車を制限するのは、タックルからの連続技で繰り出されるケースが多いからだろう。

 禁止技は「かにばさみ」など危険なものに限定すべきだ。こんなことを繰り返していると、柔道は退歩する。競技が進化すれば、新たな技が出てくるのは当たり前だ。
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タイガー・ウッズ 虚像が生んだ悲劇

2009-12-13 09:28:33 | Weblog
 不可解な交通事故から2週間、さまざまなスキャンダルが飛び出しているタイガー・ウッズがツアー出場を自粛する声明を出した。犯罪を犯したわけでもないタイガーが、なぜ競技から離れなければならないのか。「スーパースターは人間性も求められる?」。アメリカもちまちました社会になってしまっているようだ。

 《相次ぐ騒動で窮地に立っていた男子ゴルフのスーパースター、タイガー・ウッズ(33)=米国=は11日、自身の公式サイトで不倫を事実上認めたうえで、米ツアー出場の無期限の自粛を表明した。11月27日の自動車事故から狂騒の2週間。ウッズはドアを閉ざして、家族と傷を癒やしながら事態の沈静化を待つことを決断した》=毎日jp=。

 米国内のテレビなどには「タイガーと野獣のsexを楽しんだ」などという女が次々と現れ、視聴率を稼いでいるらしい。一晩130万円の高級コールガールがお気に入りだったなどという報道もある。それがどうした、と言いたい。

 ほめられた行為ではないにせよ、あくまで私生活上の問題だ。タイガーと彼の家族で解決すればいい話だ。嫁さんが「許せない」というのは当然だろう。それをどう処理するかは、タイガーのマネジメント能力に懸かっている。

 ツアープロの立場とは関係ないはずなのに、出場自粛を選択してしまった。騒動が収まらないまま出ても好奇の目にさらされるだけで、プレーに集中できない。いっそ引きこもろう、ということなのだろう。残念なことだ。

 いまや死語に等しいかもしれないが、「英雄色を好む」は真実だ。それぐらいの体力、気力、精力がないと世界の頂点には立てない。ましてスポーツの世界においておや、である。

 この程度のスキャンダルをあの米国が忌避する。アメリカという国自体が精力を失いつつあることの証明だろう。活発さや野獣性より品行方正がもてはやされる。困った現象だ。はにかみ王子やハンカチ王子の日本といい勝負になってきた。

 極論だが、プロスポーツ選手は強くてなんぼだ。違法行為や不正行為でない限り、自由奔放の方が魅力的に映る。しかし、近年、「王者は王者らしく」が求められ、タイガーも理想の青年を演じさせられていた。どこかに無理があったから、こんな格好のスキャンダルになって噴き出した。好青年を演じさせておいて、事実が明らかになると手のひらを返したように攻撃しまくる。タイガーはメディアの犠牲者とはいえないか。
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天皇に会見をj強要するとは

2009-12-12 09:48:14 | Weblog
 天皇への敬愛の念は深い方ではないが、中国と民主党の会見強要にはあきれる。政治家同士の会談でも、来日直前にセットされるなどということは通常ありえない。こうまでして中国のご機嫌を伺うのはなぜなのか。 

 《中国政府が14日に来日予定の習近平国家副主席と天皇陛下の会見を日本側に求めていた問題で、宮内庁は11日、陛下が15日午前、皇居・宮殿で習氏と会見されると発表した。

 政府によると、外国要人と陛下との会見は、1カ月前までの文書での正式申請が前提。今回の申請は11月26日で、日中関係の政治的重要性を踏まえた特例的措置という。「天皇の政治利用」との見方に対し、鳩山由紀夫首相は否定したが、羽毛田信吾宮内庁長官は「その意見に対して『何を言ってるんだ』とは言いにくい。手続きはすべての国に平等に適用してきた。苦渋の思いだ」と述べた》=共同=。

 共同通信に対するコメントで元東大教授の奥平康弘が「(天皇は)存在自体が政治的だ。政治利用しているのは中国側で、次の国家主席の有力候補とされる重要人物との会見を日本が拒否できるだろうか」などと述べている。奥平センセイもだいぶぼけてきたようだ。

 主席レースをしている者にとっては、外国の元首との会見はキャリアを積み重ねることと同義だ。日本政府ならびに天皇が習を次期主席と認定するがごとき今回の会見設定は、屈辱ものだ。

 天皇の存在自体が政治的というのは、そのとおりだ。だからその扱いはことのほか慎重でなければならない。会見の「1ヵ月ルール」は機械的に決めることで政治的思惑を排そうとの趣旨である。これすら守れないとなると、皇室利用に歯止めが掛からなくなる。

 官邸が要求したことになっているが、小沢一郎の強い指示があったのは間違いあるまい。その小沢は600人を引き連れて中国詣での最中だ。期間中に、習と天皇会見決定の報を受け取りたかったはずだ。「これも小沢先生のおかげです」。角栄の政治的子どもである小沢株は、中国では天上値を付けそうだ。

 小沢も鳩山も、政権交代の意義を失墜させることに腐心しているように見える。そういえばどちらも元自民党、この顔ぶれで「チェンジ」できるなどと考えるのが間違いなのだろう。
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鳩山邦夫の兄弟愛?!

2009-12-10 05:28:25 | Weblog
 お騒がせ男の鳩山邦夫が、ゴッドマザーの現金プレゼント問題について興味深い発言をしている。「兄とは違う」と述べているが、真意は別なところにあるような気がする。

 《自民党の鳩山邦夫・元総務相は8日、東京都内のホテルで開いた自らのパーティーで、兄の鳩山首相と同様に実母から年1億8000万円の資金提供を受けていた問題に触れ、「兄も私も、母から援助をしてもらったと国民が受け止めるのは当然だ。きちんと贈与税を国庫に納入したい」と述べ、自らは贈与税を支払う意向を示した。

 また、「私が兄と違うのは、政治資金収支報告書には一点の曇りもないことだ。虚偽記載というような犯罪行為は一切していない」と強調した》=読売ONLINE=。

 「借入金」と説明する鳩山首相元秘書らの対応を批判した格好だが、本音は兄貴に対する援護射撃と見た。「知らないうちに贈与されていた。これはきちんと修正申告すればいい」。自分の処理の仕方を示した上で、首相にも「この道がある」とサジェスチョンしているわけだ。

 自民党筋もその点には気付いたらしく、「使途や規正法上の問題についても説明しろ」という声が上がっている。

 《自民党の石破茂政調会長は9日午前の記者会見で、鳩山邦夫元総務相が実母からの資金提供を認め、贈与税を納付する意向を示したことについて「政治家の姿勢として、政治資金収支報告書の中でどのように使われたかも明らかにすべきだ。『贈与税さえ払えばいい』という認識を鳩山氏が持っているとは考えていない。鳩山由紀夫首相を追及するために、われわれに一点の曇りもあってはならない」と述べ、収支報告書に使途も記載すべきだとの考えを示した》=産経jp=。

 由紀夫首相は弟の「助言」を受け入れ、早速修正申告に乗り出すようだ。

 《鳩山由紀夫首相の資金管理団体「友愛政経懇話会」(友政懇)を巡る偽装献金問題で、鳩山首相が実母側から受領した資金の大半について、贈与だったと認めて修正申告する方針を固めたことが関係者の話で分かった。

 実母からの資金提供は08年までの5年間に計約9億円で、このうち鳩山首相の個人事務所の運営費などに充てられた資金を除き、約1億円が友政懇の政治資金となり虚偽記載の原資になったことが判明している。政治資金と認定されると贈与から除外される可能性があることなどから、東京地検特捜部の刑事処分が出た後、贈与総額を算出して修正申告するという》=毎日jp=。


 鳩山政権を追い詰める最大の武器である「ママ献金」問題が、邦夫の助け舟でうやむやになっては一大事ということだろう。もう一方の小沢一郎追及は同類の二階選対局長の秘書が略式起訴され、こちらも気勢が上がらない。

 スキャンダルや金銭問題で民主党を追い込もうなどという了見がよろしくない。この方面に関しては自民党の方がはるかに「実績」を残している。森喜郎や青木幹夫らは若干裏側に引っ込んだとはいえ、「後ろ指指され隊」の人材には事欠かない。だから衆院選で負けたのだ。10年は野党暮らしを覚悟して、政策からたたき直してもらいたい。

 邦夫は贈与を認める発言と同時にこんなことも言っている。

 《「新しい旗を掲げて堂々と戦う。旗が自民党の枠を大きく飛び出し、さらに多くの同志を糾合することもあり得る。1年たったら行動する」》=読売ONLINE=。

 「1年後」が意味深である。兄弟党復活を呼び掛けたつもりかも…。

 
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特捜の関心は鳩山より小沢?

2009-12-03 05:26:16 | Weblog
 母親から多額の政治資金の提供を受けいたことが明るみに出た鳩山首相だが、検察の事情聴取~立件という最悪の事態は避けられそうだ。

 《鳩山由紀夫首相の資金管理団体「友愛政経懇話会」(友政懇)を巡る偽装献金問題で、東京地検特捜部が鳩山氏本人からの事情聴取を見送る方向で検討していることが、検察幹部への取材で分かった。会計実務担当だった元公設第1秘書が任意の事情聴取に「自分の判断で政治資金収支報告書に虚偽記載した」と供述していることなどから、鳩山氏の聴取は必要ないとの判断に傾いている模様だ》=毎日jp=。

 もともと、鳩山の偽装献金事件は筋が良くない。当初からカネの出所は鳩山自身か母親と推定されており、贈収賄などの疑獄に結びつく要素がない。「事務処理が杜撰だ」という程度では、事件にするのも難しい。母からの贈与の疑いがあり、税法上の問題点が生じているが、これも修正申告などで済むことだ。

 それよりも小沢一郎である。西松献金で「国策捜査」呼ばわりされ、検察にとっては不倶戴天の相手とも言える。11月中旬に各紙が水谷建設からの1億円献金などを書き立てていた。いずれも検察からのリークが濃厚で、「やるぞ」のサインと受け取れる。

 《重機土木大手「水谷建設」(三重県桑名市)の経営トップが東京地検特捜部の調べに対し、「民主党の小沢一郎幹事長側に2004年10月と05年4月ごろ、計1億円を提供した」と供述していることが関係者への取材で分かった。

 この1億円の資金は、小沢氏の資金管理団体「陸山会」の政治資金収支報告書には記載されておらず、供述通りなら、政治資金規正法(不記載など)に抵触する可能性がある。また陸山会をめぐっては、04年10月に約3億4000万円で購入した東京都世田谷区の土地代金を、翌05年分の政治資金収支報告書に記載していた問題が発覚しており、特捜部は提供されたとされる資金と土地代金との関連についても慎重に調べている》=中日web=。

 突破口は元秘書で衆院議員の石川知裕だ。

 《民主党の石川知裕衆院議員(36)(北海道11区)が、2008年中に札幌市内の不動産会社から事務所や車の無償提供を受けながら、資金管理団体「勝山(しょうざん)会」(北海道帯広市)の同年分の政治資金収支報告書には、事務所家賃や車リース料計44万円を同社に支払ったと記載されていたことがわかった。

 収支報告書には同社の受領書も添付されていたが、同社側では「受領書を発行していない」としている。政治資金規正法違反(収支報告書の虚偽記入)や有印私文書偽造などにあたる可能性がある》=読売ONLINE=。

 石川は小沢の資金管理団体・陸山会の仕切り役でもあった。これから石川の聴取を本格化させて小沢本丸に迫る構図だろう。悩ましいのは、小沢が最大の権力者の地位にある点だ。田中角栄は闇将軍とはいえ無役の存在だった。時の政権を実質的に支えている人物にどこまで迫れるか。
 
 鳩を放し、一郎にも手を付けられないでは、検察の完敗となるのだが…。

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「亀田vs内藤」が「坂の上の雲」に圧勝

2009-12-01 05:26:41 | Weblog
 メディアは高く評価しているようだが、そうは見えなかった。内藤大助と亀田興毅の世界フライ級タイトル戦のことである。内藤の気迫?が空回り気味だったのが最大の要因だろう。上下のバランスが悪く、パンチも伸びない。これではクリーンヒットできない。

 対する亀田は脚を使った安全運転スタイル。決まるパンチがジャブとストレートだけではとても倒す迫力は生まれない。

 ボクシングは自分のスタイルに引きずり込む闘いだから、両者がかみ合わないと凡戦になる。内藤vs亀田戦は凡戦とは言わないが、正直つまらなかった。ボクシングはもっと骨がきしみあうようなパンチを交換してくれなくちゃあ。

 そんな試合でも話題性は十分で、視聴率は40%を大きく超えたとか。 

 《内藤大助-亀田興毅のWBCフライ級タイトルマッチのテレビ視聴率は平均43.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)、瞬間最高51.2%(同)だった。中継したTBSによると、平均視聴率はボクシング中継としては具志堅用高-ハイメ・リオス戦(78年5月7日)の43.2%に次ぐ歴代2位(現行調査方法となった77年9月以降)。また亀田興の試合としては、平均視聴率はフアン・ランダエタ戦(06年8月2日)の42.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を上回ったが、その試合の瞬間最高52.9%(同)には届かなかった》=毎日jp=。

 おかげでNHKの鳴り物入りのドラマ「坂の上の雲」は17%台と低迷、「天地人」最終回の視聴率を下回る結果となった。これはビデオで見たが、本木雅弘、阿部寛、香川照之の主人公トリオが年寄りすぎて興ざめ。15、16歳の旧制中学生を40男に演じさせようとしたところに無理があった。舞台回しを急がないと、どんどん違和感が拡大しそうだ。

 もっとも、ボクシング好きの香川は当日は埼玉アリーナで拳固を振り上げて観戦していたかもしれない。正岡子規がいま生きていれば、まあ間違いなくボクシングを見るな。
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