MUSIC IS THE SCENERY

いつも背景には音楽がある。
インディー・ポップ中心の洋楽ブログ。

Phil Wilson復活

2008-03-26 19:16:12 | トピックス

The June BridesのPhil Wilsonが19年ぶりに復活とは。しかも「Every Conversation」レーベルから。3月下旬発売予定とのことです。
http://shop.escalator.co.jp/

MySpaceもありました。少しいいおじさんになっています。
http://www.myspace.com/philwilsonjunebride

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<レヴュー>Pinto「Hook Me Up」

2008-03-26 01:25:13 | レヴュー

聴く前はこの手のサウンドはアルバム1枚分、13曲は少しきついかなと思いましたが、全くそんなことはありませんでした。曲が良いサウンドが良いヴォーカルが良いと、3拍子揃いました。とくにこのAndreas Magnussonのソングライティング力には舌を巻きます。シンプルでストレートなアプローチながら13曲にそれぞれ違う表情を持たせています。

イントロから引き込まれるオープニング曲「Here Comes The Love(Can You Show Me a Way Out?)」、美しいメロディー・ラインを持ち少しラフなサウンドの「We Breathe Too Much」、Anna Järvinenとのポップなデュエット曲「Iron and Rust」、メランコリックでアコギがきれいな「Never Leave」と続く最初の4曲の流れは完璧です。2曲目と4曲目は涙が出そうなほどです。その後はロック色を感じさせる曲も散りばめたり、口笛やハーモニカを使ったりと最後までメリハリの効いた歌を聴かせてくれます。

アコギの音色もキラキラとしていて、一発録りに近い形ではないかというくらい作り込まれていないところも魅力です。温かみのあるヴォーカルはクセがなく包容力があり、一本筋が通っています。褒め言葉しか見つかりませんがひとつだけ難点を言えば、ジャケットの魚から生臭そうなにおいがしてきそうなことくらいです。発売から購入まで半年もかかってしまいましたが、限られたルートにしか流通していないのがもったいないくらいの力作です。

MySpaceのサウンドタイプではTom Petty、R.E.M.、The Smiths、Jackson Browne、Teenage Fanclubなどの名前が挙がっていますが、他にも個人的にはNilsson、Jim Croce、Chris Reaらのシンガー・ソングライターからの影響が強いのかなと思いました。

Andreas Magnussonはこの一人ユニットPintoのほか、Hanif、Oblomov、Sonada Yuki、The Christmasesというイエテボリで活動する4つのバンドのフロントマンでもあるようです。

「Iron and Rust」(feat Anna Järvinen)↓ 
http://www.youtube.com/watch?v=eCT_VZgQCuc
「We Breathe Too Much」↓
http://www.youtube.com/watch?v=ZKKmC7WkXcY
「This Picture Needs a Frame」 ↓
http://www.youtube.com/watch?v=Gffg9lNpq2Y
PintoのMySpace ↓
http://www.myspace.com/pintopintopinto
Andreas MagnussonのMySpace ↓
http://www.myspace.com/pintoandreas 
Pintoのオフィシャル・ページ
未発表4曲がDLできます ↓
http://www.pinto.se/

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