(リアルタイムには知りませんが)
04年の春から夏にかけて
1stシングル「Ingen vill veta vart du köpt din tröja」で
鮮烈デビューを飾ったスウェーデンのバンド
Raymond & Maria(Raymond och Maria)。
元Smashing PumpkinsのJames Ihaをプロデューサーに
ノルウェーのOcean Sound Recordingで
現在レコーディング中とのことです。
04年の『Vi ska bara leva klart』
06年の『Hur mycket jag än tar finns alltid lite kvar』と
これまでに2枚のアルバムを出していますが
ここ3年くらいは全く活動が伝わってきませんでしたが
いよいよ再始動のようです。
Raymond & Mariaはかなり前に書きましたが
MariaとCamillaの姉妹がヴォーカル、
男性陣が脇を固める
どこまでもアコースティックなバンドで
音楽性はHello Saferide、Säkert!の
Annika Norlinの2つのユニットに近いものがあります。
バンド名はストックホルムのセックス・クラブから取っていて
メンバーの中にRaymondはいません。
デビュー曲「Ingen vill veta vart du köpt din tröja」は
04年5月に発売され
発売直後にシングル・チャートの10位に初登場、
7月から8月にかけて5週間No.1を記録し
10位以内に19週もいたというメガヒット・シングルで
00年代スウェーデンを代表する曲のひとつ。
アコースティック・サウンド、ストリングス、
ハンドクラップが一体となった軽快な名曲です。
07年には英語圏のファンからの要望に応えて英語ヴァージョン
「No one notices your brand new T-shirt」も出しています。
歌詞は明るい曲調とは裏腹に
あなたが死んでも誰も悲しまない
あなたのTシャツ(セーター)がどこで買ったものなのか
誰も知りたいとは思わない
というクールなものです。
そして今調べてみたら
シングル「Ingen vill veta vart du köpt din tröja」のカップリングは
「Tous les garçon et les filles」となっていて
Françoise Hardyのカヴァーのようです。
新曲も早く聴きたいところですが
とりあえずこのカヴァーが気になるので
まずはシングルを買って聴いてみようと思います。
「Ingen vill veta vart du köpt din tröja」→ ♪
「No one notices your brand new T-shirt」→ ♪
「Nej」→ ♪
「Redan idag」→ ♪
「Min pappa」→ ♪
「Storstadskvinnor faller ner och dör」→ ♪