MUSIC IS THE SCENERY

いつも背景には音楽がある。
インディー・ポップ中心の洋楽ブログ。

Joanna Newsom - Have One On Me

2010-04-25 00:03:16 | レヴュー

ハープ弾き語りの
28歳の次世代シンガー・ソングライター
Joanna Newsomの3rdアルバム『Have One On Me』。
3枚組で2時間という大作。2,159円で購入。

過去の曲は何曲か聴いていましたが
実はアルバム通して聴くのはこれが初めて。
ピアノ、フルート、トロンボーン、オーボエ、ヴァイオリン、
トランペットなど、曲によって結構多彩な楽器を使っています。
もっと個性が強いという印象を持っていましたが
今作は思ったより自然な感じ。
Kate Bushを抑え目にしたような美しいヴォーカルが良いです。

2時間でも収録は18曲、長尺ものが結構ありますが
どの曲もよく練られていてヴァラエティーに富んでいるので
聴く者を決してだれさせません。
最短1分48秒の「On A Good Day」という曲が
可愛らしくて特に良かったです。
懐が深くて聴き応えありすぎ、完成度高いです。
Joni Mitchellも引き合いに出されている通り
数年後にはビッグ・ネームになっていることを予感させます。

Pitchforkのアルバム・レヴューでは
「9.2」という今年に入ってここまでの最高点を出していますが
前作『Ys』はそれよりもさらに高い「9.4」でした。

「On A Good Day」
「Jackrabbits」
「Have One On Me」


コメント (2)
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