TKさんから渡された2冊の内の1冊。
初めての作家さん。
「革命前夜」⇒(須賀しのぶ作)
主人公は、東ドイツに音楽留学したピアニスト・眞山柊史。
舞台は、1985年、ベルリンの壁崩壊直前の東ドイツ。
眞山は自分の音を求めてるうちに知り合った知人、友人などによって東ドイツの現状を知る。
意に反して、眞山は東ドイツの民主化運動に巻きもまれる。
ベルリンの壁崩壊までの眞山は東ドイツでどう生き、どう行動するのか?
大藪春彦賞受賞。
感想:クラシックはあまり知らないから題名を聞いてもピンとこない。
どちらかと言うと歴史の中で生まれた人間関係に興味を持ったわ。
なんの苦労もない主人公がどう考えるのか?とか、どう行動するのか?とか。
一気読みとはいかなかったけど、そこそこ面白かった。