海明けに 浮かぶ氷の 白さかな
(海に浮かぶ真っ白な氷はまるでアイスキャンデーのようです。)
【さ(3)とう(10)】の語呂合わせにちなんで、砂糖関連団体からなる「お砂糖“真”時代」推進協議会が3月10日に記念日を制定しております。
脳が必要とするエネルギー源のひとつにブドウ糖があり、砂糖はブドウ糖が摂れる最も優れた供給源とされております。
また、ブドウ糖には、気持ちを落ち着かせる効果も期待でき、適度に摂ることで健康面にも良い影響を与えることが理学的にも証明されております。
ちなみに、砂糖は紀元前500年頃にはすでに発明されていたとされるなど、古くから人の生活に密接した調味料となっております。
加えて、品質の変化がほとんどなく、カビや細菌などの微生物が繁殖するのに必要とされる水分を含んでいないことから、長期保存にも適している調味料でもあります。
そのため、日本国内で販売されている砂糖のほとんどには賞味期限の記載がない理由のひとつとなっております。
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1日砂糖25gが目安
WHO(世界保健機関)は1日の砂糖摂取量の目安を、1日に摂る総エネルギー量の5%未満に抑えるべきというガイドラインを発表しました(2015年3月)。
これは砂糖25グラムに相当し、スティックシュガーで換算すると8本分となります。
気になるあのスイーツには、どれだけの砂糖が含まれているのでしょう。
※下記は目安です。微糖・無糖の場合はこの通りではありません。
あんパン(1個) どら焼き(1個) ショートケーキ(1個)
スティックシュガー×10本 スティックシュガー×10本 スティックシュガー×8本
プリン(1個) コーラ(500㎖) 缶コーヒー(185㎖)
スティックシュガー×6本 スティックシュガー×18本 スティックシュガー×4本
「無糖」「ノンシュガー」って、本当に砂糖ゼロ?!
100グラムあたりに含まれる糖分が0.5グラム未満であれば、このような表示ができる決まりがあります。無糖やノンシュガーだからと、安心して食べ過ぎたり飲み過ぎると、砂糖の多量摂取になってしまいます。ご注意ください!
砂糖を過剰摂取すると
「肥満」 肥満は高血圧や糖尿病といった、生活習慣病を引き起こす要因になります。
「虫歯」 虫歯菌は砂糖を栄養源として増殖します。
「集中力の欠如」砂糖の消化に必要なビタミンB群やカルシウムなどの栄養素が不足し、イライラしたり気持ちが落ち込みやすくなります。
間食はできるだけ毎日の習慣にせず、甘い物が食べたくなったらフルーツや乳製品、シュガーレスの食品をうまく活用しましょう。
(製鉄記念八幡病院 栄養管理部)
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糖尿予備軍の高齢者にとって糖分問題は避けて通れない道ですね。
白砂糖は使わないとか注意はしていますが、果物からの果糖なども良くないらしいし食事は本当に気を使っていますが、何事もバランスが大事とか、一段と食のハードルが上がりますね~。
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