呼人坂 蝦夷春蝉の 大合唱
よびとざかえぞはるぜみのだいがっしょう
(呼人坂の下の方でニセアカシアの白い花が咲き始めました、満開時には甘い香りがします。)
花嫁の ドレスの仮縫い 針槐
はなよめのどれすのかりぬいはりえんじゅ
(針槐はニセアカシアの和名)
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セミというと真夏をイメージしますが、ハルゼミは春から初夏にかけて発生するセミです。
ハルゼミ属のエゾハルゼミは、北海道ではわりと標高が低い場所でも生息しているので、初夏のこの時期はハイキングコースなどでセミの声を聞くことができます。
セミというと夏のイメージですが、ハルゼミはその名の通り、春から初夏にかけて発生します。
中でもエゾハルゼミは、名前に「エゾ」がつきますが北海道にしかいないわけではなく、北海道から九州まで全国に分布します。
森林性のセミなので、ナツゼミのように市街地で見かけることはほとんどありません。
寒冷地を好むので、西日本では標高が高い山に限られますが、北海道では標高が低い場所にも分布しているので、わざわざ高い山に登らなくても、近場の林のハイキングコースなどで鳴き声を聞くことができます。
ハルゼミ属のうちでもハルゼミのほうは、東北や北海道には分布しないので、5月下旬ころにあらわれるこのエゾハルゼミが、北日本では一年で一番早くあらわれるセミということになります。
エゾハルゼミは、早いものだとゴールデンウィークあたりから地上に出てきて羽化します。
ところが、せっかく早くに羽化してもなぜか、ほかのオスが鳴くまでは鳴かずにじっと待っているのです。
セミは、鳴くのはオスだけで、メスに自分の居場所をアピールするために、あんなに大きな声で鳴くといわれています。
だとしたら、早くに羽化したオスは、すぐさま鳴きはじめればメスをひきつけられるのに、なぜ鳴かずに黙って待っているのでしょう。
それは、エゾハルゼミには集団「合唱性」という習性があるからです。1匹が鳴きはじめると周りのオスがまるで競うように一斉に鳴きだす、という合唱性のため、ほかの仲間が鳴くまでじっと待っているのです。
エゾハルゼミは大集団で一斉に鳴くため、その声は一体となって、森のあちこちから「ジャー」とか「シャー」などと聞こえます。
それゆえ、エゾハルゼミの鳴き声を単体で録音するのは難しいといわれています。
市街地でも見かけることが多いナツゼミと違って、エゾハルゼミは山林で生息するので、春にセミの鳴き声を聞いたことがない人も多いと思います。
北海道の山あいを訪れる観光客の中には、「春にセミの鳴き声?? しかも北海道で!!」と驚く人も多いとか。
7月上旬にエゾハルゼミの声は聞こえなくなり、徐々にナツゼミが鳴きはじめます。
その頃になると、北海道もいよいよ本格的な夏のはじまりです。
セミの声で季節のうつろいを感じる、まさに日本らしい音風景ですね。
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この近郊では今年はオホーツク高気圧のせいで6月中旬までエゾハルゼミの大合唱は聞こえないかと思いますが・・。
私の家は割と郊外なので、歩いて15分くらいのところに森が広がっています。
エゾハルゼミの大合唱は本当に凄いです、ジャージャージャーと大合唱です。
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今週も来週も寒い日が続きそうです。
昨日は女満別のFuchi Colo Chiseに行ってきましたが霧雨で寒かったです。
庭のレンゲツツジが黄色・オレンジ・ピンクが満開でした。
シャクナゲはまだ咲いてなく、木の下にあるスズランが咲いていました。
ハマナスも満開でした。
Fuchi Colo Chiseで世界平和のお祈りをしてきました。
世界平和と言うと「大それたことを言うな」と言う人がいますが、何故大それたことなのか私にはわかりません。
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