脱力日記

スポーツ、本、映画ときどき仕事。自分の身の回りにある、ふとしたことを書き留めたいと思います。気軽にコメント下さい。

切替

2013-08-25 00:57:47 | 日記
長年、サッカーをしている人でも気づかないことって、たくさんあるんですよね。

今日の練習でも、痛感しました。

切り替えの話です。

これ、現代サッカーのキーワード。とにかく速くすればバルサやバイエルンに近づける。ただ肝心の中身が、理解されていない気がします。

みんなが、言う。叫ぶ。
切り替えを早くしろ。

もちろん、意識づけのための声は必要ですが、

でも、言われた後では遅いんだよなぁ。

千載一遇のチャンスを逃している。取られた瞬間こそ、ボールに行かなきゃ。

だから、サッカー界の賢人は、取られてもすぐボールを奪い返せるプレーを選択する。

だって奪われて入れ変わられたら、単純に自分の守備力はゼロ。だからチームは瞬間的に数的不利に陥ってしまう。それを避ける。

でも、勝負しなきゃ、リスクを負わなきゃゴールに迫れない。それはそれで、おっしゃる通り。

ただ、それはメッシやロナウド、リベリに許された話。チームのみんなが、やりまくったら無意味なターンオーバーな繰り返しになる。悪循環は目に見えている。

後は切り替えの質も大事。
ありがちなのは、とにかく陣地を下げる人。ボールを見ずに一旦、下がっちゃおう。

でも、結果こうなる。
今まで攻められてヒーヒー言ってたDFラインに、休息の時間をタダでご奉仕。ヒーヒーにプレッシャーをかけて居たら、ズタズタでしょ。倍返し出来たのに。

サッカーマガジンの編集長が日本代表に提言していたのも。このこと。

攻めを貫く

とか言っている時点でサッカーを理解していないと大声で叫んでいるようなもの。

攻守とは、裏表どころではなく一体なもの。

サッカーって本当に面白い。
もはや哲学であります。