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クライフが亡くなってからというもの、とにかく色々な追悼雑誌を読みまくりました。昔、買った書籍も引っ張り出して、読み返しました。ナンバーも良かったですね。
そんな中、一番、心に響いたのはこの言葉。
戦術よりも試合哲学。
彼が、大事にしたのは、とにかくゴールを挙げること。
美しいサッカーも、ボールポゼッションも、その逆算でしかない。支配すれば、ゴールに近づいていくでしょ、ということです。
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哲学という意味なら、クライフのサッカー観と、プレミアを席巻しているレスターも余り変わりがない気がします。
なぜならレスターも、ゴールを取ることを第一に考えているからです。
以前のバルサのように、美しくは繋げないけれど、ボールはとにかく大事にします。そして、後ろ方向のパスがとにかく少ない。目指すのは、まずゴール。
守りに守って、ドローを狙うサッカーではなく、攻撃的な考え方を貫いたから、奇跡を引き寄せつつあるのではないでしょうか。
同じように見えるアトレティコとは出発点が真逆だと思います。
サッカーでやはり一番始めに考えるべきなのは
どうやってゴールを奪うのか?
で、あるべきなのです。