時間の経つのは速いです。
とっとことっとこ過ぎゆきますね。
俳優と言う稼業の方々は、時の流れと共に演ずる役が増え続けてゆく人達なんですね。
いまだその感動と興奮がまざまざと胸によみがえって来る「舞台・真田十勇士」。
出演していた俳優さん達はもう次々と新たな役に入っていらっしゃいますね。
ブログやtwitterで、その様子が分かります。
真田十勇士で銃の使い手、筧十蔵を演じた三津谷 亮さんと言う若い役者さんが居ます。
彼は、一輪車の世界チャンプなんだそうで、舞台でも一輪車に乗って観客の度肝を抜く立ち回りを見せてくれました。
上川隆也版・真田十勇士の見所の一つである、八百屋舞台。その坂道を一輪車に乗って軽快に降りて来て、刀を振るったり銃を撃ったり。その度に客席からは「おぉーっ!」と言うどよめきと拍手が起きていました。
名古屋の公演でしたか、この一輪車がなかなか彼の言う事を聞かない日がありました。乗ったまま立ち回りをしなければならない場面で、一輪車がするりと足元に落ちてしまうこと2回ほど。世界チャンプとは言え、一歩間違えれば大きな事故になりかねません。
何度かこの舞台を観ていた私は「あ・・・。」と思いましたが、三津谷さんは慌てず立て直しながら演じていました。(内心は慌てていたかもしれませんが・・・。)一輪車での立ち回りは彼の一番の見せどころなので、悔しかったと思います。
しかし本番は何が起こるか分からないから、そう言った場面で自分が鍛えられる事も確かかもしれません。アクシデントに見舞われた時にこそ、その表現者の器が見えたりするものです。
三津谷さんも新たな舞台への出演が決まっていたのですが、何やらその舞台が公演まじかで中止になってしまったんだそうです。
中止の明確な理由は説明されていません。
主演の方の個人的な事情らしいのですが。
出演予定で稽古をしていた三津谷さんや他の共演者の皆さんもたいへんビックリした御様子。
これは出演者の方々もチケットを購入していた方々も辛いですね・・・。
なかなかにハッキリと言えない事情がどうやらあるらしいのですが・・・。
いや、これを納得するのは難しいですね。
何故、言えないんでしょうね?
ハッキリとした理由も受け取れないまま、どうやって納得すればいいんでしょう?
観客達は、満たされない心のままです。
そんな行き場のない思いは出演が決まっていた役者さん達も同じであり、中止が決まってすぐに「新たな舞台を創ります。」と観客に向けて出演者からコメントが出たようです。きっとそれは演者達から、公演を楽しみにしていた人達へ届ける事の出来る精一杯の誠意なんでしょう。
何か中止へ行き着いてしまう様な問題の種があったのにも関わらず、事を進めて来てしまったんでしょうか。
何だかやり切れない出来事ですね。
舞台・真田十勇士で拝見した三津谷さんは、彼のブログの御本人の写真などを見ると別人の様に大人びて見えました。筧十蔵と言う役をまとって、ほの暗い照明の中に立つ彼はとても美しい青年でした。若い役者さん達のチームに所属しているんですね。日々お芝居を勉強なさってる方だから、舞台に立った時のオーラが素晴らしかったんですね。
猿飛佐助役をした柳下 大さんも同じ事務所で、そのチームに入っているんですね。
お二人共お芝居の現場で日々鍛練されているから堂々とされていて、演じると言う表現に対してひたむきであり、全力で自分と向き合っている事が伝わって来ました。とても印象深かった。
そのお二人の所属するチームはD-BOYSと言うんだそうで、つい最近メンバーの方の1人が芸能界を引退すると発表されたそうです。
日々過ぎてゆく中には、思いもよらない事が待ち受けています。
ひとつの舞台が縁で知った色んな役者さん達をなんとなく気にしながら暮らしていると、時の流れの中で様々な事を乗り越え続けてる姿に遭遇し、感激したりします。
色々あると思うけど頑張って欲しいです。
理不尽な事もあるだろうけど、表現者で居続けて欲しいと思います。

とっとことっとこ過ぎゆきますね。
俳優と言う稼業の方々は、時の流れと共に演ずる役が増え続けてゆく人達なんですね。
いまだその感動と興奮がまざまざと胸によみがえって来る「舞台・真田十勇士」。
出演していた俳優さん達はもう次々と新たな役に入っていらっしゃいますね。
ブログやtwitterで、その様子が分かります。
真田十勇士で銃の使い手、筧十蔵を演じた三津谷 亮さんと言う若い役者さんが居ます。
彼は、一輪車の世界チャンプなんだそうで、舞台でも一輪車に乗って観客の度肝を抜く立ち回りを見せてくれました。
上川隆也版・真田十勇士の見所の一つである、八百屋舞台。その坂道を一輪車に乗って軽快に降りて来て、刀を振るったり銃を撃ったり。その度に客席からは「おぉーっ!」と言うどよめきと拍手が起きていました。
名古屋の公演でしたか、この一輪車がなかなか彼の言う事を聞かない日がありました。乗ったまま立ち回りをしなければならない場面で、一輪車がするりと足元に落ちてしまうこと2回ほど。世界チャンプとは言え、一歩間違えれば大きな事故になりかねません。
何度かこの舞台を観ていた私は「あ・・・。」と思いましたが、三津谷さんは慌てず立て直しながら演じていました。(内心は慌てていたかもしれませんが・・・。)一輪車での立ち回りは彼の一番の見せどころなので、悔しかったと思います。
しかし本番は何が起こるか分からないから、そう言った場面で自分が鍛えられる事も確かかもしれません。アクシデントに見舞われた時にこそ、その表現者の器が見えたりするものです。
三津谷さんも新たな舞台への出演が決まっていたのですが、何やらその舞台が公演まじかで中止になってしまったんだそうです。
中止の明確な理由は説明されていません。
主演の方の個人的な事情らしいのですが。
出演予定で稽古をしていた三津谷さんや他の共演者の皆さんもたいへんビックリした御様子。
これは出演者の方々もチケットを購入していた方々も辛いですね・・・。
なかなかにハッキリと言えない事情がどうやらあるらしいのですが・・・。
いや、これを納得するのは難しいですね。
何故、言えないんでしょうね?
ハッキリとした理由も受け取れないまま、どうやって納得すればいいんでしょう?
観客達は、満たされない心のままです。
そんな行き場のない思いは出演が決まっていた役者さん達も同じであり、中止が決まってすぐに「新たな舞台を創ります。」と観客に向けて出演者からコメントが出たようです。きっとそれは演者達から、公演を楽しみにしていた人達へ届ける事の出来る精一杯の誠意なんでしょう。
何か中止へ行き着いてしまう様な問題の種があったのにも関わらず、事を進めて来てしまったんでしょうか。
何だかやり切れない出来事ですね。
舞台・真田十勇士で拝見した三津谷さんは、彼のブログの御本人の写真などを見ると別人の様に大人びて見えました。筧十蔵と言う役をまとって、ほの暗い照明の中に立つ彼はとても美しい青年でした。若い役者さん達のチームに所属しているんですね。日々お芝居を勉強なさってる方だから、舞台に立った時のオーラが素晴らしかったんですね。
猿飛佐助役をした柳下 大さんも同じ事務所で、そのチームに入っているんですね。
お二人共お芝居の現場で日々鍛練されているから堂々とされていて、演じると言う表現に対してひたむきであり、全力で自分と向き合っている事が伝わって来ました。とても印象深かった。
そのお二人の所属するチームはD-BOYSと言うんだそうで、つい最近メンバーの方の1人が芸能界を引退すると発表されたそうです。
日々過ぎてゆく中には、思いもよらない事が待ち受けています。
ひとつの舞台が縁で知った色んな役者さん達をなんとなく気にしながら暮らしていると、時の流れの中で様々な事を乗り越え続けてる姿に遭遇し、感激したりします。
色々あると思うけど頑張って欲しいです。
理不尽な事もあるだろうけど、表現者で居続けて欲しいと思います。
