Chef's Note

『シェフの落書きノート』

アスペルジュ・ソバージュと初夏の野菜

2009-05-19 | 美味しいお話
4月下旬から頼んでいた野菜ががようやく入荷した。
それは、アスペルジュ・ソバージュ Asperge Sauvage

初夏にフランスから空輸される野生のアスパラです。
フレンチで今の時期よく使われる野菜です。
グリーンアスパラの味とは違う味の中にほろ苦さを感じる旬の野菜。

つる紫、ホワイトアスパラガス、ルバーブ、京野菜の万願寺唐辛子、伏見唐辛子、みぶ菜、京水菜、生で食べられる野菜の水茄子、加茂茄子、白瓜、加賀太胡瓜、アメリカンチェリー。

木々の緑の間から通り抜けてくる風は爽やかだが…
次第に湿度と気温が上がってくると夏の香りが漂いはじめる。

鮎、岩牡蠣、真鯒、鱧…
夏の風物詩が顔をのぞきはじめる。

ふと気づくと…
春は、いつのまにか通り過ぎている。
春をさがしても…もう見つからない。

梅雨の雨音を聞くのも…
たぶん、もうすぐ…。
体調管理のしにくい苦手な季節がやってくる。

ん~ …。
その前に豚にならないよう気をつけなきゃっ!


すでに市場には、玉蜀黍(とうもろこし)
まだ、旬には早い野菜の数々がが並びはじめた。
青空に入道雲が浮かぶ頃が美味しい季節。

枝豆、玉蜀黍、西瓜…
もう少し美味しくなってからにしようと思う。





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