ブロブロガー@くつログ

Proと呼ばれたい...そして日々悪戦苦闘する
Brofessional な職業人の安息の日誌

◇日韓外交戦争、第2Rの舞台は従軍慰安婦問題へ?

2012-08-28 | 従軍慰安婦問題

> 先日、野田首相が緊急会見の場で、竹島問題の解決策として国際司法裁判所
> での決着を韓国側に要求したのは衆知のとおりです。

ええ、韓国側はこれを正式に拒否しましたね!


> そこで、今度は韓国側から例の従軍慰安婦問題の解決の場として、第三国の
> 委員から構成される仲裁委員会を設置して決着する事を要求して来たらしい。
> 何でも、1965年の日韓国交正常化の際に、両国間の紛争を外交協議で解決で
> きない場合には、仲裁委員会設置方式による解決の方向で合意済みらしい…。


▼韓国、慰安婦巡る仲裁委設置提案へ…現地紙報道
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20120827-OYT1T00493.htm?from=main3


なるほど、確かにこちらの「戦場」では、日本側は戦略的に不利ですね。


> そこで日本政府は、2つの問題は別々の問題だとして、即座にこれを拒否
> たらしいです。

従軍慰安婦問題の件では、例の河野談話の悪影響もあって、米国議会も韓国側
の主張に肩入れしていますからね、厄介な問題です、日本側としては。


> この件は、自民党政権時代の河野談話の失策を指摘する声が大きいですね?

腰の定まらない民主党外交の責任も大きいと思いますよ、この問題では。

> 菅内閣の国家公安委員長だった岡崎トミ子議員が、従軍慰安婦問題でソウル
> の日本大使館に抗議する韓国の団体を支援していた問題ですね。


靖国問題も同様なのですが、今だに「歴史認識の問題」の本質を正しく処理す
る能力の無い議員や論者
が多すぎますよね、これらの人々が癌なのです。
いい加減、「問題を正しく処理する方法」を学習して欲しい、日本のリーダ達は!


> 例の自虐史観の事ですか、Broが憂慮するのは?


歴史教育問題としてはそれも含みますが、リーダの資質の問題としては、日本
の歴史だけでなく、一般的な歴史認識問題全般の処理方法をスキルとして体得
しておく
と云う事です。


> 以前からこの@くつログでは、靖国問題に関連して「歴史認識の相対性理論」
> を主張してきましたが、単なる認識論の問題としてではなく、政治手法論
> して何か進化した訳ですかね、この問題で?


【関連の過去記事】
◇民主党支持率上昇。。。でも靖国問題はホント難しいね!!
◇安倍VS小沢論戦第1R。。。靖国問題について考える
◇靖国問題再考。。。A級戦犯と歴史認識について
◇靖国問題への反省。。。歴史認識の相対性理論
◇靖国問題の本質。。。平和ボケ頭脳のコペルニクス的転回
◇日中戦争の真実。。。漁夫の利を得た中国共産党
◇経済同友会が靖国提言発表。。。首相の参拝自粛を要求
◇国立戦没者慰霊施設の建設に反対します!
◇自民党加藤元幹事長発言。。。靖国参拝是非論の背景
◇日中戦争の舞台裏。。。大いなる誤算
◇安倍官房長官,靖国参拝推進派議員と会談
◇旧日本軍化学兵器処理問題で新事実発見!

何も特別に「新しい手法」を開発した訳ではありません。
従来から法律の専門家は、「罪刑法定主義」と云う原則を確立していました。
例えば、田原総一郎さんが昨年出版した本がありますよね…。


▼なぜ日本は「大東亜戦争」を戦ったのか
http://www.amazon.co.jp/%E3%81%AA%E3%81%9C%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AF%E3%80%8C%E5%A4%A7%E6%9D%B1%E4%BA%9C%E6%88%A6%E4%BA%89%E3%80%8D%E3%82%92%E6%88%A6%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%81%AE%E3%81%8B-%E7%94%B0%E5%8E%9F-%E7%B7%8F%E4%B8%80%E6%9C%97/dp/4569794831/ref=pd_sim_b_3/378-6473434-7937460


> 田原総一郎さんと云えば、てっきり左寄りの論客だと想っていたのですが、
> 最近「転向」でもされたのですかね、随分変化しましたね、考え方が?


常に自分の考え方の「客観性」を問い続けている方だと感じます。
いつも相手に問いかけて、確かめているのです、「~だよね…」と云う形で。

> その割に「強引な断定手法」を批判される事が多い方ですよね。
> 相手の主張を無理やり捻じ伏せて、方向転換を強要する場面も多い。


基本的には、左翼論客特有の客観性や絶対性を重視する考え方だからだと想い
ます。それが最近になって変化して来た…。

> 「歴史認識の相対性」を重要視し始めた訳ですか?
> それとも単に、自論の誤りに気が付いただけですかね?


それは、ご本人と直接会話してみないと判りません。
とにか昨年出版された著書では、戦後日本人の視点からでは無く、戦前の日
本人の視点から観た大東亜戦争を論じたので、読者から観ると、まるで著者が
思想的に「転向」でもしたかの様な錯覚を感じる
のです。

> なるほど、以前この@くつログでも実験した様に、歴史認識の座標軸を過去
> の方向へ「ローレンツ変換」して見せた訳ですね、昨年の本では。
> そうすると、従軍慰安婦問題の扱い方「ローレンツ変換」が大切ですか?
> 歴史認識の座標軸の移動ですね!

田原総一郎さんの話が出たついでに、昔生放送中のテレビ番組で田原さんから
罵倒された、自民党の高市早苗議員のその節の反論を読んでみて下さい。
これこそ、現代のリーダが体得しておくべき処方論の見本だと考えます。


▼早苗コラム/田原総一郎さんへの反論
http://sanae.gr.jp/column_details155.html


> これはまさに、「歴史認識の相対性」を重要視した反論ですね!
> お見事です、高市さんの論旨は。


でしょ?
従軍慰安婦問題も、河野氏や岡崎氏の様な思考能力の硬直化した議員が論じる
から、まるで日本人に賠償責任が在るかの様な倒錯した主張になるんですよ。


> では、@くつログ流に従軍慰安婦問題を議論してみましょうよ。
> 未だ、テーマとして取り上げた事がありませんよね、この問題は…。

もう時間も遅いので、次回にしましょう。
明日が心配です、私は。

> では、また次回と云う事で…「近いうち」で無く「早いうち」にね!



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【AI時代の錬金学Ⅱ】

https://note.com/zen_kawakami/m/m612f486eeab8

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