今月の薬膳料理は講義のテーマの、梅雨の養生膳を4品実習していただきました
蛋白質は鶏ムネ肉旬のスズキを使いたかったのですが、手に入らず・・・先月は初鰹の時期ですが、お魚類が後手後手に、というか 旬がズレているのもあったり、他国で大量に捕獲したりの理由もあるようでした。
鶏ムネ肉は五臓の脾(主に消化器)に良いもので、他のお肉にくらべ 脂肪分が少ない=胃腸に負担がかからない食材です。それを もっと消化の良い状態にし 食べやすくしたのが、葛とじ
冒頭の写真はデザートですが、梅雨~真夏は食中毒を起こしやすい時期~細菌性腸疾患を予防~症状鎮静させる働きの、梅のコンポートやイチジク、利水=パインなどのミルク寒天 寒天は海藻=解毒の働き
旬のサクランボを添えて☆
葛とじで、つるりん茹で鶏とシイタケ 2つのタレで タレは混ぜるだけの簡単なもの 特に白味噌ベースのは好評でした。
大きなお皿に盛り付けしたもので、乾シイタケが少し見えるかな?レタス類は無農薬でプランター栽培した朝採りの新鮮野菜☆
わさびベース 白味噌ベースのタレ
白味噌ベースのはレモン汁など入れています。これは赤味噌では全然美味しくないんですね!グリーン&レッドの貝割れ大根ともみ海苔をたっぷりかけて~
キノコ(乾シイタケ しめじ)とハーブの常備食~冷蔵庫で3~5日保存可能なので、パスタソース 茹でたお肉やソテーしたお魚にも使え万能な常食として 実習ではジャガイモの茹でたものと和えました。ハーブはフェンネル使用 ディルやパセリ セロリなんかも合うので代用できます。
青梗菜と乾物(春雨 木耳)のスープ
打ち豆とドライイチジクのクリーミー白和え ジンジャーキャベツライス
スーパーフードで話題のアマランサスの炊いたものも用意し試食していただきました。(写真なし)
薬膳茶=ハトムギ茶 黒豆茶 どちらも効能として利水作用がありますが、食性が異なるので2種類飲まれて~利水の働きで、トイレが近くなりましたが、余分な水分排出するので、むくみがとれますね!
湿気が多いと身体はダルく 心は重くなりがち この時期は水はけを良くすることが健やかに過ごすコツです。
今月も皆さんに美味しく作っていただき感謝☆感激です。