今日は7月の土日コース薬膳教室でした平日もあるため様子は後日アップします。
明日から夏の土用入りです~土用は年4回ほどあり陰陽の変動期でもあるため大気が不安定
二 三日前にも気温35度 次の日は25度という10度も気温差が発生したため自然と共に生きている私たちも体調不良になりがち・・・
旬の食べ物で季節変動に負けない元気つけなくちゃ
教室の講義は90分のため、真夏の気温では疲労を感じやすくなると思い、最初に元気のつくオヤツを食べていただきました
植物性蛋白質 豆乳で気を補い、身体にこもった熱を冷まします。虚弱を改善する力も
豆乳寒天ゼリー 今が旬のブルーベリーキウイ
杏も旬です~6月から7月と旬が短い そのまま食べると、なんだかなぁ~ってボケた味なので、ジャムやピューレにするのが美味しい調理法 でも加熱しお砂糖を入れるとすっごく酸っぱくなるので、糖分がかなり必要になります。お砂糖いれて酸っぱくなるってね・・・
杏☆ 津液を増やして口の渇きをいやす~夏にいいじゃない~♡ 暑気あたりで津液が損傷した喉のトラブルを改善 下痢を治す=胃腸が弱くなる真夏におこりやすい下痢を止める
帰経は、肝腎 温性
では杏仁豆腐に使われる杏仁とは~~~杏の種の中の仁(種の中の白い部分) これを乾燥させたもの
ふつう売っているのは粉になっていますね!
この茶色の種の中にある白い部分が杏仁で、苦杏仁と、甜杏仁の2種類がありますが、形などに違いはなく、生薬としては苦杏仁の方 点心スイーツでは甜杏仁を使用します☆
この2種の効能はだいたい似ています~乾燥した空気や熱こもりで乾燥に弱い肺がやられたとき起こる咳喘息 切れにくい痰 気管支炎
そしてなんと生の杏とは逆の働きがっ 生の杏=下痢を止める
杏仁になると便秘を改善 ハぁ~~~食べ物は奥深い 実と種と効能が違うのねと
しかも苦杏仁=微温の作用 帰経は肺大腸 甜杏仁=平性
杏は温性(温める働き) 苦杏仁(漢方薬に使用するもの)は、微温 甜杏仁(スイーツ)は平性
ゴルフボール1個に、こんなに違う作用が詰まっているなんて神秘的です
杏~見つけたら購入してみて旬が短いし、2~3日しか日持ちがしないのでお買得になっているかもです美味しいは身体と心にいい旬の食べ物を楽しみましょう