箴言集 「人格をつくる言葉」 大川隆法 著
「人格をつくる言葉」69 「天の蔵に富を積む」という思想は、異端・邪説でもなく、消費者契約とも違うものである。
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あの世では、同じ考えや趣味を持った人たちが集まっている世界である。地獄では互いに傷つけあっているし、天国では互いに親切にしているのである。だから学ぶことが少ないのである。
魂はこんな同じ連中ばかりの世界では飽きが来るので、もっと刺激のある事、魂を磨くことができる環境=この世を選び、親や兄弟友達を選んで、人生の大体の計画を立てて生まれて来るのである。
しかし、ゼロから出発するために、魂は肉体に宿ると過去の記憶が一時的に消されるのである。そして肉体から発生する欲によってさまざまな問題に向かう事になる。そして、魂の事を忘れ、この世だけが全てと思って生きる人の多さよ。
やがては肉体を脱ぎ捨てて(死んで)あの世に還るのだが、死後のための蓄財や、他人を親切にする(与える愛)をすれば、人徳が上がった状態であの世に還る。そして、神様からお返しがもらえるのだ。このお返しが「天の蔵の富」になるのである。
自分本位で生きた人たちには、奪う愛であり、「天の蔵に富を積む」という与える愛の実践ができていないのであるから、神様からのお返しはないのである。
閻魔様の前で、「お前の人生計画の出来栄えは?」と問われるのである。
老後の貯蓄はするけど、死後のための貯蓄(お布施)を少しでもしていないと大変なことになります。
そんなこと信じられない、とも思うのは自由ですが、信じなかった責任は自分自身になります。それがまたきつ~い責任になるんです。