箴言集 「病の時に読む言葉」 大川隆法 著
「病の時に読む言葉」⑤ 心と体の調和について考えてみよう。
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心とは脳みそであると考えるのは間違いです。そのような考えはすべて物質主義、唯物論者の考えです。心は魂であり人間の本質であって、肉体に宿っているものであります。肉体そのものではないのです。
「病は気から」との言葉があります。これは、肉体は心の想いに忠実に従っているということを示しています。ですから、心で思った事が肉体に現れます。なので、心を強く思えば、身体は従います。しかし、無理に命令すれば体は悲鳴を上げて病気になります。ゆえに働いた体に「よく働いてくれた」と感謝をして、いたわる考えも必要です。反対に病気になった体を責める心では、ますます病気が悪化します。
心と体は一体のように見えますが、主と従の関係なのです。これが「病は気から」の意味です。
あくまで肉体は心の従事者なのです。ゆえに、気(心)の持ち方で体が変化してゆきます。心の病が体の異変となっているだけなのです。
このように、心と体は別ものと考えることが、心の想いをコントロールするチャンスとなります。病を通して反省し、今までの身体の働きに感謝すると、回復が早くなります。
病気への感謝を試してみて下さい。