箴言集 「病の時に読む言葉」 大川隆法 著
「病の時に読む言葉」⑲ けんかしている相手がいるなら、自分がまだ生きていることを、感謝しよう。
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生まれる前や、死んであの世に還った世界は心だけの世界です。その世界は波長同通の法則にしたがったもので、同じ思い(同じ考え)の魂が集まる世界です。だからけんかするのは、互いに思いが異なるからであるから、あの世ではけんかする相手(魂)はないのです。
ゆえに、けんかしている相手がいるということは、この世で生きている証になります。また、けんかは自分と異なる考えを知るための唯一の機会なのです。つまり自分の発見が、互いにできる機会でもあるのです。
けんかばかりしている夫婦や友人がいる時は、自分の意見を理解させるためなので、理解してもらえるまで言い合いになるのです。いやだと思うのですが、けんかする相手がいなくなると、静かで良いような気分になりますが、やがて寂しくなるのです。本心をぶつける相手がいなくなるからです。
あの世に還ると、本心をぶつけ合う相手がいなく、主張しあう機会がないのです。ゆえに、喧嘩する相手がいることは、生きている証拠になりますね。