今年もまた鶯が囀る季節。
母の故郷にも、鶯が良い声で鳴いていたんだって。
それを聞いて、私の家の窓から聞こえる鶯の鳴き声を電話で聞かせたことがあったっけ・・・
受話器の向こうで、聞こえる聞こえるよと、母が喜んでいた。
今年の鶯はとても上手に綺麗な声で鳴いている。
草花の咲き終わったものを摘んでいると、ふぅーっと風が吹き抜ける。
私のお墓の前で泣かないでください・・・・
そこに私はいません・・眠ってなんかいません・・・・・・・・・・・ って。
鶯の声を聞きに、千の風に乗って、やってきたのでしょうか。
髪が揺れ・洗濯物がたなびいて、風が近くを舞っている。
鶯がつづけている。
自由自在に飛んで、桜でも見に行ったかな~
さあもう帰ろうか。