部屋でごろごろしていると、たらがやって来てわたしのおなかに足をかけた。
もうそんな季節か。
「猫が腹」という言葉を秋の季語に加えたいと思う。
たらはさほど暑がりではないが、夏の間は廊下で伸びていて
さすがにあまりすり寄ってくるようなことはなかった。
しかし、この夏に少し不思議なことがあった。
今夏一番の猛暑と言われた日、わたしは電車に乗っていて倒れ、
救急車に運ばれる騒ぎになった。
といっても意識があり、入院もせずに帰ってきたのだが。
いつもは二階に寝るわたしが、さすがに調子が悪く一階で寝ていると
たらが布団の上に乗ってきた。
普段その部屋では父が寝ていて、たらは滅多に入らない。
もちろん布団に乗ったこともない。
それが、わたしの横に来てにゃーにゃー鳴いている。
結局次の日までずっと、わたしの枕元や足元にいたのだ。
心配してくれたのかな、と嬉しく思ったが
もしかすると、二階にはないクーラーが快適だったのかもしれない・・・
もうそんな季節か。
「猫が腹」という言葉を秋の季語に加えたいと思う。
たらはさほど暑がりではないが、夏の間は廊下で伸びていて
さすがにあまりすり寄ってくるようなことはなかった。
しかし、この夏に少し不思議なことがあった。
今夏一番の猛暑と言われた日、わたしは電車に乗っていて倒れ、
救急車に運ばれる騒ぎになった。
といっても意識があり、入院もせずに帰ってきたのだが。
いつもは二階に寝るわたしが、さすがに調子が悪く一階で寝ていると
たらが布団の上に乗ってきた。
普段その部屋では父が寝ていて、たらは滅多に入らない。
もちろん布団に乗ったこともない。
それが、わたしの横に来てにゃーにゃー鳴いている。
結局次の日までずっと、わたしの枕元や足元にいたのだ。
心配してくれたのかな、と嬉しく思ったが
もしかすると、二階にはないクーラーが快適だったのかもしれない・・・