猫だから

2004年9月。
変な模様のあんまり可愛くない子猫が迷い込んできた。
予想通り溺愛する自分にあきれつつ。

大胆な淋しがり屋?

2009-03-31 19:59:27 | 
夕飯の最中、椅子の上で寝ていたたらが、突然サイレンのように鳴いた。

何事かと見ると、ふすまの間から見知らぬ猫が。

見知らぬ猫といっても、先日夜中にわたしを見つめていた猫だ。

どこの猫かは知らないが、何度も侵入してはエサを食べていくので

結構顔見知りの見知らぬ猫だ。

ああ、ややこしい。

その猫が大胆にも居間を覗き、唸るたらではなく、わたしをじっと見ている。

そもそも、テレビの音や話し声のする部屋に顔を出すってどういうつもりなのだろう。

明らかに人がいるとわかるのだから、避けて通るのが普通じゃないか?

そういえばこの子は、夜中にわたしに見つけられてもすぐに逃げ出さずに

なんとなく物言いたげにこちらを見ていたりする。

今日だって、エサだけ食べてこっそり帰ればいいものを

わざわざ人のいるところに顔を出すのはもしかして淋しいのだろうか。

どこかで飼われているような人懐こさも感じるのだが。

攻撃的なたらに対して、いつも困惑したようなぼんやりしたような顔をしているし。

仲良くなってくれれば、出入り自由でいいのだが。