猫だから

2004年9月。
変な模様のあんまり可愛くない子猫が迷い込んできた。
予想通り溺愛する自分にあきれつつ。

きっと今もそばにいる

2020-02-04 22:29:37 | 
このHPを頻繁に開くことはないのだが(それどころか数か月ぶりに開いた)

自分の過去の投稿を見ると、ああ、こんなにいろいろな猫がうちには出入りしていたのだなーと

なんというか懐かしくもあり切なくもある。

悲しさよりも、過ぎた日々をしみじみ思う。

家で猫を飼っている喜び、よその猫が入ってきた困惑。

迷い猫が居ついてみたり、けがした猫を保護してみたり。

大変ではあったのだ。

わたしは脆弱なのでよその猫に振り回され、しんどいなーと思うこともあった。

我ながら薄情だと思うのだが、もう過去のことだからもっと色々してやれたなーなどとのんきに思うのであって

その最中は必死で大変だった。

それでも、今よりはずっと体力もあり、何匹もの猫と関われたことはやっぱり幸せだった。

うちの猫を見送ったときは、もう自分をこの世に結び付けておくものはないとまで思ったし

色々なことが悔やまれて仕方なかったけど、今はもう自分がなにをしてやれたかより

うちの猫がわたしをどれだけ幸せにしてくれたかを、宝物のように思い出すのだ。

本当に、本当に可愛い声で鳴いていたことも。