バリ島 KAZUYAママの今日の閃き

誰かが言った。
人生における3大言語。
「頼らない」
「期待しない」
「あてにしない」

果たしてバリの将来は???

2005-10-20 14:29:43 | Weblog
今月4日~16日まで、ガルンガン・クニンガンといって、BALIのお盆があった。
ガルンガンで先祖を迎え、クニンガンで送り帰す。普段のお供え物よりも
もっと豪華に・・・屋敷の中だけではなく、村のお寺にもお供えものを持って行き
お祈りをする。10月1日、あの悲しいテロ直後・・・ショックを隠し切れないまま
お盆へ突入・・・がしかし、バリ人はいつものようにガルンガンを迎えたのであった。
豚をさばき、サテやラワール(バリ料理)を作り準備をする。お金がかからないわけではない。あのテロが今後のバリの経済にどのような影響を及ぼすのか?3年前のテロで
体験しているはずなのだが、先祖を迎えるのにケチるわけにはいかないのである。
では、何を省くか?子供達へのお小遣いだったり、洋服を新調することだったり、
家族で出かけることだったり・・・
実家に戻ると、甥っ子・姪っ子・うちの子、合わせて8人。
今回は、お小遣いもお出かけすることも自粛した。幸いおねだりする子たちでは
ないので助かる。子供たちは、手作りの凧を上げたり、かくれんぼをしたり、
手作りのバスケットゴールを作って遊んだり、サッカーをしたり、ほのぼのと毎日を過ごしていた。
お盆休みもラスト3日。大人たちは村の行事にくりだし大忙しであった。
村の寺に朝8時から夜8時まで・・・
お昼頃、家に戻った隣の主婦が「大変!!子供達が15人位でバロン(獅子舞)と
ドラを持って御さい銭集めに周ってるよ。」「ジャパンの子も一緒よ・・・」
「えっ?うちの子???」状況がわからないまま、夜8時に実家に戻ると
バロンのお面と布がかかったカゴが2つ置いてあった。
次の日も大人たちは朝からくりだし、この日は夕方戻った。うちの実家に15~20人位の子供達(6歳~10歳)がドラを鳴らしながら数を数えている。「6万ルピアーーー!!イエ~~~イ!!」(約¥700)ドンドン・パフパフ・ピ~ヒョロロ・・・てな具合・・・私の姿を見るなり、近所の子供たちは、シラ~~っと各家に戻っていった。
うちの子や甥っ子たちに聞いても何も答えない・・・。
そして次の日、同じく大人たちは朝からくりだし、夕方戻ると実家の庭は
お菓子のカラ袋のゴミの山・・・どうやら子供達はお盆休みの最終日、宴会を開いたらしい・・・バリの将来は心配なさそうだ!!