バリ島 KAZUYAママの今日の閃き

誰かが言った。
人生における3大言語。
「頼らない」
「期待しない」
「あてにしない」

ブラックマジックと思いきや・・・

2005-10-26 12:49:38 | Weblog
バリ嫁になった頃、長男の嫁に「近所のおばちゃんたちに肩叩かれたら
左手で叩き返すのよ。」と忠告を受けた。「何で?」「ブラックマジック
(黒魔術)にかからないように・・・」
(親切そうな長男の嫁が一番怪しい・・・って!!)
初めの頃、バンジャール(町内会の仕事)があるたびに、いろんなおばちゃんから
叩かれたものだ・・・左手で叩き返すなんて出来ない。(勇気がない)
仕方なく左手で叩かれた所を払ってたっけ!!
それから2年、次々に若い奥さん達がバンジャールに入ってきました。
その中で、ドラム缶体系で色黒くなったケメ子似の奥さんがいた。
(私よりも10歳以上も年下だろう???でも、見えない・・・)
態度もでかいし、話し方もがさつなので、一気におばちゃんたちの標的になった。
それでも彼女は気にしない様子だった。
半年ぐらいたって、バンジャールの仕事に参加中の出来事。そのケメ子が
「ねぇ~ちょっと話がある。こっち来て・・・」と私に言う。
私は、一瞬ブラックマジックが頭をよぎり
「えっ?今忙しい。」と誤魔化した。また、数分後「こっち来て!!」
怒った様子。「怖い・・・」三男の嫁に訴えると、「無視してな。」と言われた。
そうしようと思ったが、解散後捕まってしまった。私にべったり近寄り
お腹のところから何かを取り出す。(ブラックマジックは小道具を使うとも
聞いていたので本当に怖かった!!)
「なんなのよ!?」「これ・・・」って見せられたのが、銀色の硬貨だった。
「これ・・・ルピアでいくら?両替して・・・」だって・・・
でも良く見たら、その硬貨に「TIME ZONE」と書いてある。
「ゲームセンターのコインじゃん!!誰に貰ったの?」
「白人からチップ貰った」
「えっ?」
笑いをこらえるのに必死な私・・・
ショックのあまり声が出ず、その場にたたずむケメ子であった。