バリ島 KAZUYAママの今日の閃き

誰かが言った。
人生における3大言語。
「頼らない」
「期待しない」
「あてにしない」

久しぶりにブラック体験!!

2011-10-19 19:23:19 | Weblog
 今月に入って、三男兄ちゃんが肩と首に激痛が走り、起き上がれないほどの状態になった。
田舎に帰り、マッサージやツボ押しをしてあげて、少し良くなった様子。
その後、数日間は仕事へも行っていたそうだ。

 その週の日曜日、心配した親戚が、バリアンのところへ連れて行ったそうだ。
バリアンが言うには、

「ウィルスがものすごい勢いで広がっている。一週間後は、手がつけられないところだった」

と、とても曖昧な回答だった。

 それを聞いた三男兄ちゃんは、更に具合が悪くなった。なので、次の日、検査で、病院へ
連れっていった。

 病院では、ウィルスであれば、熱が出るはず、神経の異常なら、触っただけでも
飛び跳ねるぐらい痛いはず・・・と言って、筋肉痛の塗り薬と痛み止めの飲み薬を
貰って帰った。

 少し安心した様子・・・その後、首と肩にちょっと違和感を感じながら、普段の生活に
戻った。

 たまに帰って、マッサージしてあげたりしていたが、動いていたし、木にも登って
いたので、もう大丈夫かな?と、一週間は安心していた。

 今週に入って、ダンナが用事で田舎へ帰った。戻ってくると、兄ちゃんが変だという、
顔が普段と違う、夕方になると痛みが走るという。

 私は、気のせい・・・と、真剣に話を聞かなかった。

 翌日、ダンナが兄ちゃんをバリアンのところへ連れて行く夢を見たという。

 ちょっと、リアルな夢だったらしい・・・


 するとお昼に、甥っ子からSMSが入った。

 「父ちゃんが泣いている、シンガラジャのバリアンのところへ連れて行って欲しい・・・」

 ただ事ではない・・・と、二人で帰った。




 ベッドから起き上がることが出来ない兄ちゃん・・・



 シンガラジャまで、車で2時間半・・・着いたのは夕方5時だった。


 バリアンは、40代だろうか?とても若かった。

 兄ちゃんを見るなり、いきなり、何とか拳法?ですか?というほどの
力強さで、兄ちゃんを叩き、ここにいるのは、兄ちゃんじゃない・・・というのだ!!



 私たちは、緊張した・・・マントラを唱え、聖水を乱暴にかける、髪を掴み、頭をグルグル
まわす・・・聖水を鼻で吸い込めという、聖水に入っている花を口の中に入れ込む、


 見ている私たちは、固まってしまった。

 頭のサイドを力強く押し、指を耳の中に入れたと思ったら、兄ちゃんが喋り始めた。
でも、兄ちゃんが話しているわけではない。
兄ちゃんの体の中に入り込んだ、何かが話しているのだ。

「お前は誰だーーーー!!」とバリアン。

 私たちは聞き取れない、ただ、歌を歌い始め、顔つきが更に変わった。

 私はわからなかったが、他のみんなは、すぐに誰だかわかった。



 親戚のおばあちゃん。いつもこの歌を歌っているという・・・。
 顔も彼女の顔らしい・・・





 えーーーーそんな事ってあるの???予想外の相手でみんなもビックリだった。



 「出て行けーーーー」とバリアン。
兄ちゃんを敷地外へ放る。兄ちゃんは歩き始めた。その歩き方もそのばあちゃんソックリ・・・
私もあーーーー確かにそんな仕草をしていたなぁーーーーーと感じた。


 正気に戻った兄ちゃんは、何も覚えてないらしい・・・
叩かれたのも、頭をグルグル回されたのも、痛いと思わなかったらしい・・・


              不思議だ!!


 その後だ!!もっとビックリしたのは、あれだけ痛がっていた肩の痛みが消え、
腕をグルグル回すのだ!!



              ありえない!!



         久しぶりに力強いバリアンに出会った。



          これからもお世話になる予感がする。