芭蕉のお宿つれづれ日記

松尾芭蕉が、奥の細道の途中二泊した旅籠の暮らしをご紹介。

なぜ松尾芭蕉は・・・?

2007-05-25 23:33:19 | Weblog
松尾芭蕉にとても造詣の深いSさんから興味深い話を聞きました。

芭蕉を奥の細道への旅に駆り立てたのは、源義経への想いであったのではないか・・・。

平泉を訪れた時、芭蕉が先ず訪れたのは義経自刃の地である義経堂でした。
光輝く中尊寺ではなく、義経が最期を迎えた場所で、
「夏草や つわものどもが 夢のあと」と詠んだ芭蕉は、旅の目的を達成したという安堵感にかられたのかもしれません。

そういえば、「松島や ああ松島や 松島や」の句を芭蕉が詠んだというのは
間違いだとか。すっかり信じていました。

これから芭蕉と曽良について勉強するつもりです。
奥の細道において村上でのことを記述しなかったのは何故なのか?
本当に体調を崩していたからなのか?

なぞが深まります。
このミステリーを一緒に謎解きしてみませんか。

東北ドライブ情報

2007-05-25 07:14:40 | Weblog
東北の緑は今が旬。
紅葉も美しいですが、これから生い茂ようという
勢いが青葉から感じられます。

村上から日帰りでドライブを楽しめるところを
ご紹介します。

山形県上山市。ご存知上山温泉、上山城、斉藤茂吉記念館などの定番の
見所に加え、武家屋敷のお庭が公開されていて、観光客に人気です。

まち中に「まちづくりセンター」があり、いろんな情報をもらえます。

上山はホップの生産地で、そのホップは大手メーカーに納入されている
そうです。

そこから少し走ると楢下宿という宿場町があります。
静かな静かなところですが、その手前になんだか人で賑わっている
ところが・・・。

こんにゃく番所というこんにゃく料理を食べさせてくれるお店です。
あまりにも有名な丹野こんにゃく屋さんのショールームを兼ねたお店で、
びっくりするほど多様なこんにゃく料理が食べられます。(購入もできます)

社長の丹野さんは実に研究熱心で、研究研究の毎日だとか。
頑固一徹といった印象を受けましたが、実はとても気さくな方。

ただし!とても人気があるのでお食事の際は予約されてからの方が
待たずにすみます。