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2回目のハワイ庭園 エムマ女王別荘 

2017年02月16日 | 日記
ハワイの庭(6) エムマ女王 サマーパレス

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(女王の銅像の写真は、この博物館ではなく、別の場所で撮ったものです)

エムマ女王は、カメハメハ4世のお妃で、国王が亡くなって、その座を退くまでの間、図書館を建設したり、病院をつくったりして、ハワイ国民のためにいろいろ尽くしてきた方でした。

女王は、夏の季節は、避暑をかねて、木々に囲まれた山間の別荘で、好きなガーデニングをしながら過ごされたと聞いています。その別荘が、現在の 「エムマ博物館」です。ホノルルから遠く離れた不便な場所にあるため、訪れる人も少なく、観光スポットとしての人気もランキング100位以下ですが、歴史好きの人には外せない施設のようです。庭園は、デンマーク人の造園家によって、設計されたそうです。

ところで、夏の季節と書きましたが、一年中夏の人が避暑に行くと聞いて、ちょっと不思議でした。でもハワイの人に言わせると、ハワイは北半球にあるので、春夏秋冬らしきものがあるのだそうです。



ハイウエイの途上にあるバス停から、博物館に入っていく道脇に生えているのが、ワートファーン(ハワイ名は、ラウアエ)と言って、ハワイのいたるところで、植込みのグランドカバーに使われているウラボシ科のシダです。雑草のように場所を選ばず、どこでも生えてくるけれど、残念ながら日本の気候には合わず、沖縄まで行かないとこのシダを見ることはできません。

エムマ博物館の庭には、このワートファーンがいっぱい生えています。これまで他の場所で紹介することがなかったので、特に書く記事のないこの博物館でとりあげました。











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