88グリーンビートル

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サンディエゴの庭(10) ファッション・バレー

2018年03月05日 | 日記
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ファッション・バレーと、ファッション・ヒルズ

グリーンラインに、ファッション・バレーという名前の駅があります。駅前に大きなショッピングモールがあり、主にファッション関係の店舗が軒を並べています。







そこを後にして、どんどん高台の住宅地に向かって歩いていきました。

高台の側面は、写真のような崖になっています。



崖の中からは、丸っこい玉石がいっぱい出てきます。


それらを拾ってか、あるいは販売されているのか、あちこちの庭で敷き詰められています。


ここがファッションヒルズの入り口です。道路は広いですが、住宅地専用道路で、どこへも通り抜けできません。


このファッションヒルズという公園のような町には、テニスコートや、大きなプールもあります。街路の木も、形よく剪定され、道路の落ち葉も、専任の作業員のグル―プが、送風機で吹き飛ばしていました。














家の前で、ついさっき道で挨拶した奥さんと偶然出会い、立ち話をしていたら、年配のご主人も家から出てこられて、いろいろ話を聞くことができました。自分たちの一画は76所帯あり、庭の植栽や、管理は、管理会社の庭師が定期的にやってきて、76軒分一括してやってくれるそうです。とてもいい庭師だそうです。実は私も庭師で、こうして庭を見ながら歩いているというと、私も同類でいい人と思われたのか、自分はマークだと自己紹介されました。(写真は、マークさんの家の前で撮った庭で、自分たちで植えることはないそうです)

別の住宅地でもそうでしたが、マークさんに限らず、足を止めて庭の作業をしている家人や、業者の人と庭を見ながら立ち話をしていると、少しうちとけてきた頃、向こうから名乗られることが何度かありました。握手をする意味がだんだんわかってきました。

ファッションヒルズは、持ち家の人も、借家の人も募集しています。そういう看板も立っていました。だいたい何でも日本の倍と考えると、かなり高い金額です。

ヤシの葉の剪定のことについてききました。クレーン車にかごをつけて、そこに人が乗って切るそうです。ファッションヒルズにはそれほど背の高いヤシはありませんが、よそでは20メートルを超えるヤシがあります。うちにも高所作業の装置はありますが、せいぜい6,7メートルで、20メートルから30メートルに近いヤシだと、とても恐ろしくて、作業どころではありません。街路樹なら市が剪定してくれるそうですが、これが自宅の敷地のヤシだとびっくりするほど高い料金だそうです。

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