曇っているのに、いつものように出かけた・・・ノーザンハイウエィが、なんだかすっきり。この中央線もない普通の道が、幹線道路・・・しかもハイウエィ!
両側の草を刈ったらしい。「誰か要人でも来るのだろうか?」このあたりは、ベリーズの国際空港から、ベリーズ シティの町へ入るには、どうしても通らなくてはならないのです。
みちの両側は、幅の広い水路になっており、そこに背の高い丈夫そうな草が密生していたので、ここの草を刈るのは、本当に重労働なんです。写真では、切った後は、ゴミだらけ・・・。
いつもは、草に隠れているけど・・・発展途上国の人は、どういうわけか、平気でその辺にごみを捨てる。
下の写真は、丁度前日3月4日(金)に家の前で撮ったもの。写真の奥の生い茂った草を見れば、どれほど重労働かわかるでしょう。
しかも、すべて人力。手前左の青年が持っている50センチぐらいの棒のような道具で、腕を大きく振って草をぶった切っていくのです。この道具、呼び名は、その国によって違うけど、アフリカ・中南米では、ごくふつうにみかける草刈り道具です。スラターと呼んだり。(訂正3月13日この国では、この道具のことをマチェテ;Machette(英)、Machete(西)と呼んでいる)
座った青年は、休んでいるのではなく、刃を研いでいる。やすりのようなものを持っていて、時々それで研ぎながら作業をするのです。
手前の三人は、十代に見えた。日本だったら、携帯を片手にたむろしているような青年でした。今は、少し涼しいけど、常夏のこの国で、炎天下にこの作業は、きついと思う。
でもこの三人は、比較的簡単な作業をしており、写真奥では、大人の男達が、本当にきつそうな作業をしていた。私だったら、2・3回ぶった切ったら、もう腕が痛くなると思う。
この国にも灯油を使った、草刈り機もあるけどね。道路の脇は、このスラターで作業しているところをよく見かける。道路の横は、障害物が多くて、機械を使いにくいんだと思うけど、それと、もう一つ、発展途上国では、機械を使えばいいというもんではないのです。機械一台を導入することで、何人もの仕事を奪ってしまうことになることもあるから・・・。
足場が悪い水場で、この草刈りは、本当に大変な作業だと思う。そしてその後、その切ったものと、ゴミを回収する人もいる。ゴミ拾いは、色々なところでやったけど、”水場でのごみ拾い”って、本当に厄介。それを、自分の仕事として、ずっとやっている人がいる。すごいね。