きょうぼけっと眺めていたテレビで、消費者金融のレイクのコマーシャルが流れていました。
内容は、結婚30年 (たぶん) の記念で写真を撮るというもので、父親が30年前に使っていたであろうカメラの手入れをしているシーンが出てきます。
このシーンで出てくるのが、いかにもクラシックカメラ然とした造形のカメラ。具体的に何かはわかりませんでしたが、幅広の金属製のエプロン部にいかにもレンズシャッターが組み込まれていますといった感じの大きな枠の付いたレンズが付いたもの。
で、30年前といえば1978年、そんなカメラがあったのかとそこはかとない違和感があったので、ちょっと調べてみました。
当時の主流であった、連動距離計付きCds方式自動露出を搭載した、ミノルタハイマチックEの発売が1971年、ストロボ内蔵機のピッカリコニカ (C35EF) が1974年、自動焦点機のジャスピンコニカ (C35AF) が1977年、そしてカプセルカメラオリンパスXAが1979年と70年代にはクラシックカメラらしいデザインは完全に廃れていたといっても過言ではないでしょう。
一眼レフでは、オリンパスのM-1 (OM-1) が1972年で、キヤノンAE-1が1976年の発売となっており、一眼レフカメラ全盛期に入っています。
で、コマーシャルに出てきたようなデザインのカメラは1950年代までのもので、とても1978年に普通に使っていたとは思えませんし、百歩譲っても父 (ヒロインから見れば祖父) の形見というような別の話になってしまいそうです。
そうやって考えると、このコマーシャルを製作した人は、30年という時間を過大に評価していたとしか思えません。
「事前にチェック」が足りなかったということでしょうか。
まあ、ヒロインが使っているポラロイドのスペクトラもいい加減昔のものなので、何かの意図があったのかもしれませんが…。
間違い修正、使っているカメラはポラロイドのOne600で、昨年 (2007年) 8月まで販売されていたものでした。
まあいまどきポラロイドを使っている人も少ないとは思いますが、前言撤回とさせていただきます。
内容は、結婚30年 (たぶん) の記念で写真を撮るというもので、父親が30年前に使っていたであろうカメラの手入れをしているシーンが出てきます。
このシーンで出てくるのが、いかにもクラシックカメラ然とした造形のカメラ。具体的に何かはわかりませんでしたが、幅広の金属製のエプロン部にいかにもレンズシャッターが組み込まれていますといった感じの大きな枠の付いたレンズが付いたもの。
で、30年前といえば1978年、そんなカメラがあったのかとそこはかとない違和感があったので、ちょっと調べてみました。
当時の主流であった、連動距離計付きCds方式自動露出を搭載した、ミノルタハイマチックEの発売が1971年、ストロボ内蔵機のピッカリコニカ (C35EF) が1974年、自動焦点機のジャスピンコニカ (C35AF) が1977年、そしてカプセルカメラオリンパスXAが1979年と70年代にはクラシックカメラらしいデザインは完全に廃れていたといっても過言ではないでしょう。
一眼レフでは、オリンパスのM-1 (OM-1) が1972年で、キヤノンAE-1が1976年の発売となっており、一眼レフカメラ全盛期に入っています。
で、コマーシャルに出てきたようなデザインのカメラは1950年代までのもので、とても1978年に普通に使っていたとは思えませんし、百歩譲っても父 (ヒロインから見れば祖父) の形見というような別の話になってしまいそうです。
そうやって考えると、このコマーシャルを製作した人は、30年という時間を過大に評価していたとしか思えません。
「事前にチェック」が足りなかったということでしょうか。
間違い修正、使っているカメラはポラロイドのOne600で、昨年 (2007年) 8月まで販売されていたものでした。
まあいまどきポラロイドを使っている人も少ないとは思いますが、前言撤回とさせていただきます。
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