えふのへや - 等々力随想

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今日はお休みで横国へお出かけ

2004-06-26 23:32:30 | 観戦・応援
今日は久しぶりのスカパー生中継なので、本来はパブハブへ行かなければならなかったのですが、サボって横国へ行ってしまいました。

試合の内容にどうこう言える立場ではないのですが、一言で言って鹿島弱すぎです。

足の速い選手が少ないので、サイドを広く使ってパスで崩していく組織的なサッカーをやっていくしかないのですが、サイドの動きが不十分なことと、先頭の選手が大きく開いてしまうため、ディフェンダー引き連れて中央を空けるまでにはいたっていないことで、2列目から中央へ飛び込んでくるという流れも作りきれていないこと、このような流れのため、得点のにおいがしない攻撃に終始してしまったと感じられる試合でした。

その中で、新井場は非常にいい動きを見せていたのですが、いかんせん先頭が物足りないので、サイドから上がっても自分で中央に持っていかざるを得ず、ディフェンスラインの後ろにスペースを作るような攻撃にはできないですし、中田・内田もいい動きをしていたのですが、攻撃につなげるまでにはいたっていませんでした。

攻撃の物足りなさに比べ、守備は非常に組織だっていて、シュートの数は打たれていますが、コースを消すようなポジション取りなど学ぶべき点は多いと感じられました。

鹿島と川崎ではチーム戦術がまったく違うので、比較すべきものではないとは思いますが、結構互角ではないかと思われるような試合でした。

(横浜はやっぱり違います。論評抜きに勝てません。)

ところで、もうひとつ、観客と応援という点で見てみました。

まず、コアサポータの数、声の大きさではまったく相手にならないことがわかりました。

横浜にしろ、鹿島にしろ、等々力のゴール裏を2階席まで占めるようなコアサポータがいるので、現状のGゾーンなど簡単に蹴散らされてしまいそうです。

しかし、(優勝決定がかかっていた横浜は今回は議論できませんが) 鹿島はコアサポータ以外はレプリカを着ている人も少なく、(といっても横国の規模ですからそんなに少ないわけはないと思いますが) コアサポータとサポータの間が大きく離れてしまっているのではないかと感じられました。

私たちの強みはGゾーンだけでなく、バックスタンド、メインスタンドによいプレーには惜しみなく拍手をし、選手をたたえるサポータがいて、レプリカやマフラーで自分はサポータであることを示しているという点にあると思います。

このようなサッカーを楽しみ、選手とともに面白いサッカーを作り出していこうとする多くのサポータの存在を私たちは誇りとし、大切にしていきたいと感じました。

# この文章は河津亨さんの書いたものに影響を受けています。

ところで、福岡では後半開始早々のマルクスのゴールで勝った模様です。

今節は守備ラインが非常に悪い (1週間で鳥栖→等々力→福岡の3連戦ですからコンディションも厳しかったと思います) なかできちんと完封し勝ったことは、単に勝点を伸ばしただけでなく、目下の相手に地力の差を見せたという点でも非常によかったと考えます。

次節横浜戦は勝つだけでなく、多くの観客を集めて、サポータの輪を広げるということでも大事な試合です。ぜひ面白い試合、よい試合をしてもらえる環境をスタンドから作っていきましょう。
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