えふのへや - 等々力随想

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第19節 コンサドーレ札幌 (続き)

2004-06-25 02:13:02 | 観戦・応援
私は試合内容には不満ながらも対照したことに浮かれていて、不覚にも気づかなかったのですが、札幌のサポータの一部がピッチに乱入するといった騒ぎがあったようです。

まず、それで何が改善されるのか、ということが不明なのですが、それ以前の問題として人間なのですからコミュニケーションをとっていくということを考えるべきではないでしょうか。

特に、フロント、経営と地域・サポータとのコミュニケーションがJリーグクラブの多くに求められていると思います。

クラブは試合をはじめとするチームの活動を通して、何らかの目標を実現することが目的となっているはずです。

以前に聞いた武田社長の話では、川崎を誇れる街にすること、子供たちをはじめとした市民のスポーツ参加を当たり前の文化とすること、といったようなことをフロンターレの目標としているといっていました。

そのような目標を掲げた上で地域とクラブ、チームの現状を地域・サポータとフロントが共有し、年度ごと、試合ごとの目標を明らかにしていく、そういうプロセスがあれば、たとえ勝てない状況が続いてもそれが必要なことであればサポータは応援できると思うのです。

しかしながら、クラブの目標というと、順位目標ぐらいしか表明されない現状では、その順位目標にどう到達するのかが見えないこともあって、サポータにフラストレーションがたまり、不適切な行為を引き起こすことにもなるのではないかと思います。

川崎も含めて、フロントと地域・サポータがきちんとお互いの意見をぶつけ合い、話し合う場を持つべきでしょうし、後援会や持株会というのはそのためのひとつの道具として活用すべきではないかと思います。

フロンターレも今は非常に良いサイクルが回っているので、サポータが暴れるようなことはありませんが、今年の終盤や来期になると状況も変わってくると思います。そのときに今のサポータの多くがクラブについてきてくれるか、非常に心配なものがありますし、昇格に向けた活動としてフロントには考えていただきたいことと思います。
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