勝つことが目的ではないにしても－ユース大宮アルディージャ戦

麻生グラウンドで行われた、関東クラブユース選手権、大宮アルディージャ戦に行ってきました。

結果は1対3の完敗。

いくつか個人技でいいプレーがありましたが、フィールド内の人数が少なく見えるような状況で、こういうのも何ですが、まったく歯が立たないという感じの試合でした。

前半は、ゲームにならない展開。フロンターレが前のほうでボールを持つと、二人、三人がプレスをかけてきて、ボールの出しどころがなくなる。

バックラインから出したパスは、受ける選手がいないという感じで、なかなか前に進めません。

守備のほうはそれなりにがんばっていたのですが、サイドからのクロスに合わせられて失点。

他にもいくつか危ないシーンがあったのですが、GKの好セーブもあり、0-1で折り返し。

後半は少し修正が入って、良い攻撃が見られるようになりました。

といっても、チームで崩すというよりは、個人技で持ち込むことで打開するという感じの展開でしたが。

フロンターレと大宮がともにいいシーンを作っていく中で、抜け出した大宮の選手にGKがアタックに行ったところ、跳ねたボールがループのようにゴールに入って、0-2。

その前には、ゴール前に詰められて、決定的なシュートを打たれたものを、ゴール前のディフェンダーがはね返すといったシーンもあり、それなりに守りきっていたのですが…。

失点の後、今度はフロンターレの選手が大宮ディフェンダーの裏に抜け出てGKと一対一。そこでループ気味のシュートが決まり1-2。

ここで盛り返すかと思いきや、相変わらずのこう着状態。

そこへ大宮3点目が入り、後は守りに入られて終了。

個人技のレベルでは、2番、8番、11番の選手が特に後半それなりの動きを見せて、ペナルティーエリア近くまでは行けていたのですが、その先がなくてシュートにはいたらずというシーンが多く、チームとしての連動ができていないという感じの試合でした。

その他雑記。

オレンジのシャツを着た人が一人で大宮の応援歌を歌っていた。後半2点差が付いたところで回りも一緒になって歌いだしていたが、最初一人で歌っていた人は偉いと思う。

フロンターレの声出しは7,8人。ホームなのに思ったより来ていなかった。
というか、声出しに参加しなかった自分も実は問題だと思う。

久しぶり (おととしのファン感以来) の麻生グラウンド。芝はきれいになった。
けど、土手の「カワサキ」植え込みは雑草だらけ。
造園業者の指導をもらって、草むしりボランティアというのもありかも。