太った中年

日本男児たるもの

玄米健康食

2011-05-04 | weblog

 米屋をやったおかげで食事は玄米メシ+野菜おかずのヘルシー食に変化した。

玄米メシはステンレス皿がなぜか合う。これで食すとより健康的な気分になる。

これはワンちゃん作。レモングラスを使った魚のスープ。美味。

パンシット(フィリピンの焼きそば)は醤油味で辛いためオイスターソースで食う。

野菜おかず+ツナ缶で食べることが多い。以下、前エントリー同様、玄米メシの数々。

さて奥さん、久しぶりに池田信夫blogを見たら相も変わらず電波を飛ばしていて面白かった。

池田センセは最近の記事で原子力発電は火力発電に比べて安全性が高いをことをデータを示して指摘。なるほどそうだろうけど、ちょっと気になった。プリンスは静岡県出身で小学生のとき先生に引率されて浜岡原子力発電所を見学。そこで係員が原子力発電の必要性について「あと25年で石油は枯渇するから」と言ったのをハッキリ記憶している。40年前のことだ。今となってはそれがウソであるが、当時は本当だった。

どういうことかつーと科学技術は日進月歩進化する。お猿のセンズリと同じで人類が死滅するまで進化をヤメない。つまり、当時の石油探査技術による未来予測では「あと25年で石油は枯渇する」のだった。ところが石油探査技術は日々進化、発展するからその後世界各地で次々と油田が発見された。さらには原子力へエネルギー転化を推進したため現在では「あと何年で石油は枯渇する」つー命題そのものが成立しないのである。

今回、震災による原発の放射性物質漏出で原子力発電の安全性神話が揺らいだことについて池田センセはブログでシニカルな記事を寄せている。しかし、科学技術が進化をヤメない以上、火力発電の危険性神話だって日々揺らいでいる。原子力発電と火力発電を比較すること自体がナンセンスのように思えたがどうだろう。

でもって石油と科学技術に関連して石油探査技術は米国が世界一、掘削技術(映画アルマゲドンですな)も世界一、そして原油精製技術もブッチギリで世界一なのだ。OPECが原油価格を決定するけどオイルマネーはその入り口と出口を技術力で支配する米国メジャーセブンが牛耳る。火力発電=石油、原子力発電=ウランとして考えれば原子力ビジネスだって米国が入り口と出口を支配しているだろう。プルトニウム再処理なんて汚れ仕事は属国日本にやらせればいいつー米国の戦略がミエミエ。いつまで日本は米国の属国に甘んじるのか。

それから池田センセは放射性物質漏出の健康被害について「そんなことより野菜不足と塩分過多が問題」と主張する。それはその通りで太った中年のブログテーマとも合致する。ただし、放射性物質と発癌は「酒とタバコのの方が危険」という。まあそうではあるが、プリンスは玄米健康食ながら酒もタバコもヤル。禅僧のように酒もタバコも、女もヤラずに百まで生きたところでそれが一体なんになる、つーことを言いたかった。