太った中年

日本男児たるもの

闇絵と言霊

2011-05-09 | weblog

恋は桃色 (細野晴臣)

ここがどこなのか どうでもいいことさ
どうやって来たのか 忘れられるから
土の香り このペンキの臭い
壁は象牙色 空は硝子の色

夜を使って辿り着くまで
陽気な歌を吐き出しながら
闇絵とつっぱしる火の車
赤いお月様と鬼ごっこ

ここは前に来た道
川沿いの道
雲の切れ目からのぞいた
見覚えのある街

おまえのなかで雨が降れば
僕は傘を閉じて濡れていけるかな
雨の香り この黴の臭み
空は鼠色 恋は桃色

娘は今、圧倒的な勢いで言語を学習し始めている。彼女の母国語はタガログ語。しかし半分は日本人の血が流れている。だから将来は日本語を少しづつ教えるつもりだ。そして出来れば上記の素敵な詞を楽しめるくらいになって欲しい。また日本語の特性、言葉に霊が宿ると考える言霊も理解して欲しい、なーんて思う。

それから娘は恋をして結婚するだろうけど、父のようなできちゃった結婚はして欲しくないゾ。で、娘が結婚するまで生きているかどうか定かでないが、酒を控え、煙草をヤメて長生きしようとは考えない我侭な父だった。