太った中年

日本男児たるもの

エホバの死生観

2011-05-26 | weblog

先般、ニュースでホーキンス博士が「死後の世界はない、電源が切れたパソコンなどと同じで死んでしまえば何も残らない。生きている人間が死の恐怖を忘れたいために考えただけ」と発言、世界中で物議を醸し出した。

エホバの証人も聖書の解釈で似たようなことを言っている。以下、伝道者にもらった小冊子から抜粋。

・死者は見ることも、聞くことも、考えることもしない。(伝道の書)

・死者は休んでいる。苦しむことはない。(ヨハネ)

・人間が死ぬのはアダムから罪を受け継いだため。(ローマ)

最後は科学的でないが不滅の魂、霊を否定し、命は死によってろうそくの炎のように消えてなくなると言っている。信じるものは救われる、罪を悔い改めれば天国へ行くつーキリスト教の公式からも逸脱してラディカルだ。日本人の持つ死生観「死ねばそれっきり」とも合致する。でまあ、これを読んでいてある事件を思い出した。

その昔、Gさんつー日本人がフィリピーナと再婚してフィリピンへ移住した。退職金をつぎ込んでアパートを建てたが、生活の糧である家賃収入は女房に握られ、困窮し、義理の息子を拳銃で射殺。その後、愛人の実子に会ってから首吊り自殺した衝撃的な事件だった。そしてGさんとはjet師範とプリンスは知り合いだった。

Gさん事件が起きた時、前の彼女と別れてフィリピンから離れていた時期だったので後になって事件の詳細をjet師範から聞いた。従って事件についての論評は避けるが、jet師範はGさんの墓参りに行き、みすぼらしい共同墓地のようなところに埋葬されていたそうだ。そのことが思い出され、ちょっと重苦しい気分なのだ。

そんなワケでビールを飲んで寝る。クリック宜しく。ではまた。

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