未来への便り アドバンス

学校職員を定年前に辞めました。そして株式会社を設立しました。AIを学びながらブログの記事をアップします。

こんな言い訳ではごまかされません-不正DM事件

2009年05月19日 19時47分28秒 | 社会ネタ+全般
郵便法違反:「自分の腹痛まない」…現場に無責任体質 - 毎日jp(毎日新聞)
福祉制度を悪用した郵便法違反事件は19日、制度を運営する郵便事業会社(日本郵便)の支店長が逮捕される事態に発展した。ある元郵便局長は毎日新聞の取材に「損しても自分の腹が痛むわけじゃない。まあいいか、と不正な発送を許していた」と証言。違法ダイレクトメール(DM)を黙認したとされる背景に、現場の無責任体質があったことを明らかにした。さらに民営化の影響で、ノルマ優先となっていたとも指摘し、構造的な原因が浮かび上がった。


これでは、まるで何の得もないけど、黙認しちゃったとしか聞こえません。
支店長が逮捕される事態になっているということは、それだけではありません。
もちろんノルマという話も責任転嫁。

もっと深いところで、業者と金銭的な癒着が疑われます。

まあ今後の捜査の進展を注目しましょう。

>守田容疑者は毎日新聞の取材に「郵便側は何年も前から(不正を)見過ごしていたのに、たまたま何百回に1回か知らんけど、これはダメですよと言われた。慣習でずっと発送していたのに、急にダメと言われたら困る」と郵便側の不正の認識を指摘していた。

これは盗人猛々しいというものです。


知られざる前島密
【目次】(「BOOK」データベースより)
海の大切さを教えた竹内卯吉郎/箱館行きと“巻退蔵”と改名/何礼之のもと欧米使節団の一員に/漢字廃止の歴史的動機/漢字廃止の根底にある愛国の心/鳥羽伏見の戦いと前島/官軍迎接役を命ぜられる/大久保に建言した江戸遷都論/江戸遷都論に見る視点/大鳥圭介・榎本武揚の脱走〔ほか〕
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日本郵便本社など捜索 - 不正DM

2009年05月19日 11時10分57秒 |      +事件・事故
郵便法違反:日本郵便本社など捜索…大阪地検 - 毎日jp(毎日新聞)

障害者団体向け割引制度を悪用した郵便法違反事件で、郵便事業会社(日本郵便)新大阪支店(大阪市此花区)の支店長と新東京支店(東京都江東区)の総務主任が違法ダイレクトメール(DM)の発送を不正に許可した疑いが強まったとして、大阪地検特捜部は19日、日本郵便本社(同千代田区)や新大阪支店、近畿支社(大阪市中央区)などの家宅捜索を始めた。


日本郵便が資産一括売却問題で揺れていると思いましたが、ひょっとして、郵便事業の負の遺産が組合がらみで大問題になるかもしれません。

大阪地検特捜部にがんばってほしいですね。

郵政事業の民営化の真価が問われているわけです。
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ついに日本郵便社員の逮捕へ-不正DM事件

2009年05月19日 07時45分27秒 |      +事件・事故
郵便法違反:日本郵便支店長ら逮捕へ 不正DM許可の疑い - 毎日jp(毎日新聞)

障害者団体向け割引制度を悪用した郵便法違反事件で、ダイレクトメール(DM)の発送を不正に許可した疑いが強まったとして、大阪地検特捜部は19日にも、郵便事業会社(日本郵便)新大阪支店(大阪市此花区)支店長と新東京支店(東京都江東区)の係長級社員を郵便法違反容疑で逮捕する方針を固めた。2人はDMが制度の趣旨に反していたことを認識していたとみられる。一連の事件は、制度を管轄する側の刑事責任が問われる事態に発展する見通しとなった。


ついに大阪地検特捜部の捜査の手は日本郵便に及びました。郵便の係長級ということですが、ただ不正DMを見過ごしたとは考えにくく、何らかの利益供与があったと考えられます。また長年に及んでいることから一郵便係長の判断とも考えにくく、組織的なものと考えられます。

日本郵便側に郵便法違反の捜査が入ったことで、この事件はまさに「日本郵便の暗部」にメスを入れることになります。

返送先を出版側(「白山会」など障害者団体)にするように指導したとされる埼玉の2つの郵便局にしても、返送先を変えていれば障害者低料三種郵便物として許可したことになりますので、過去にさかのぼって捜査する必要がありますよね。

また同時に今問題になっているのは障害者向けの第三種郵便ですが、第三種郵便には定期的に年4回以上発行され有料購読者が500部以上ある発行物に適応される制度です。そのうち毎月3回以上発行される定期刊行物にはさらに安い低料三種という適用があります。

第三種郵便物の承認条件 - 日本郵便

国内の料金表(手紙・はがき) - 日本郵便

以前には、この第三種郵便認可の定期刊行物を不正に使ったDMが横行していましたが、料金が上がったことは、大量郵便物に関しての割引制度ができたことで、三種を使うことのメリットが薄れて、よりやすい今回の心身障がい者団体が発行する定期刊行物を不正に利用するという方向に向かわせたと思われます。


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