芸能:ZAKZAK北野は少しだけセイセイした様子で、何が「不適切」だったのかは「今は言えない」と明かさなかったが、私が「いつか“こんにゃろう”の気分で、何か一緒にしようよ」と言うと、「そうですね」と力強く答えた。
「私は静岡放送の番組でガンバルよ。アナタの考え方には賛成だ」と言うと、少しだけ笑った。北野の涙は、悔し涙だったに違いない。復帰にはラジオがいいと思う。
ところで、2000年に入ったころから、在京各局のワイドショーの芸能リポーターたちは「東京のワイドショーでは芸能の本質と真実を伝えにくい」と、こぞって関西のテレビ局にそれぞれ芸能コーナーを設け、まさに言いたい放題の時代が10年近く続いていた。 しかし、今春の改編で発言の過激さを売り物にしていた暴露トーク番組は関西から消えた。 |
上のコラム「高須基仁・人たらしの極意」の中で大阪の芸能情報の無法振りが書いてあります。確かにこういう実態があったのでしょう。
>タレント化したリポーターは本来の「リポート」(報告)を忘れ、いつの間にやら、テレビでも、芸能人の熱愛と別離の情報を匿名で暴露するようになった。
>が、ネタはことごとく大はずれで、視聴者のヒンシュクを買い出したのは昨年の秋ごろからか。
>出稼ぎリポーターの大攻勢の中、関西に地盤を置き、過激さが売りモノの北野は「負けてなるものか!!」と、ラジオと関連公開イベントで、東京の怖い人のヨタ話を大暴露し、リスナーはもう飽き飽きしているのに、人気を維持しようとした。その結果、レギュラーはすべて消えた。
芸能だけでなく報道バラエティでも言いたい放題の関西。これも変わりつつあるわけですね。きっと。