総合/全国郵便局長会 新会長に柘植氏 - FujiSankei Business i./Bloomberg GLOBAL FINANCE
全国郵便局長会の全国総会が17日、幕張メッセ(千葉市)で開かれ、浦野修会長の後任に名古屋森孝郵便局の柘植芳文局長が選ばれた。
総会であいさつした鳩山邦夫総務相は、日本郵政が保養・宿泊施設「かんぽの宿」を約190億円で一括売却しようとしたことについて「国民共有の財産を無にする許し難い行為」と改めて批判。壇上の西川善文同社社長に業務改善を強く求めた。
これに対し、西川社長は「グループ全社を挙げて改革の推進に取り組んでいく」と説明。今後も、経営トップとして郵便局の業務改善などを指揮する考えを示した。
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今週号(2009年5月23日号)の
週刊ダイヤモンドの特集は「日本郵政の暗部」です。副題が「知られざる郵政民営化の恐るべき真実」
その中に「不正郵便は組織ぐるみだった」というのがあります。
内容紹介
特集 「かんぽの宿」だけじゃない! 日本郵政の暗部
「かんぽの宿」売却問題をきっかけにして、日本郵政に批判が集中している。問題の根はどこにあるのか。郵政民営化の大方針に無理があったのか、はたまた経営の拙さゆえか。組織ぐるみの不正郵便事件、簡保不払いの情報隠蔽といった知られざる暗部を抉り、郵政民営化の現実と問題点を浮き彫りにする。
Part 1 迷走する大本営 ひと握りの外部出身者を重用し、結果として郵政プロパーを意思決定から排除してきた「進駐軍統治」の罪を問う。
●日本郵政「進駐軍」全リスト
●日本郵政グループ4社の概略
●野党議員vsチーム西川 国会審議「三番勝負」!
●「かんぽの宿」で発覚した日本郵政の「民営化利権」
Part 2 知られざる闇 日本郵政グループの隠蔽体質、お役所体質はいまなお変わらない。 民営化の歪みと綻びが噴出する郵政事業の闇を追った。
Part 3 疲弊する現場 外部から乗り込んできた「進駐軍」による一方的な指示に振り回され、疲れ切った現場。本社と郵便局のあいだには、深刻な溝が生じている。
Interview 全国郵便局長会(全特)会長 浦野 修
新旧総務相インタビュー 総務相 鳩山邦夫(くにお) × 慶應義塾大学教授(元総務相) 竹中平蔵
Part 4 民営化の正否 先進国のなかで最も保守的な郵便制度を維持しているのは「米国」。 この米国と欧州各国の現実を通じて、日本の郵政民営化のあり方を問い直す。 米国はなぜ郵政民営化しなかったのか
以上、amazonの書籍紹介より。まだ読んではいません。
郵政攻防
【目次】(「BOOK」データベースより)
第1部 ドキュメント 郵政改革(改革者か、抵抗勢力か―日本郵政公社総裁・生田正治の試練/小泉純一郎の孤独な闘い―信念と恩讐のはざまで/野中広務の誤算―郵政族のドンと橋本行革/
郵政公社に群がる民間企業―巨大ビジネスの実像/政界の異教徒・竹中平蔵―チームで進める小泉改革/
岡田克也の挫折―民主党の再出発/全国特定郵便局長会の黄昏―「既得権」と呼ばれて)/第2部 郵政改革の行方(民営化の意義と懸念/変わる政治風景)