にわとりのにわ a hen's little garden

歌うたい時々クラリネット吹きの日高由貴のblog。
ちいさなこころのにわの風景をすこしずつ書きとめていきたいです。

動き回った週末

2008年06月10日 | 日々のこと
この週末は、めんどうくさがりのわたしにしてはめずらしく動き回っていました。

8日土曜日は、お散歩がてら円通寺へ。

円通寺の借景(庭の背後の景色まで計算にいれてつくられた庭の造園形式のこと。円通寺の場合は比叡山)に、近年の区画整理が大きな影響を及ぼしていることを知りました。

お寺の住職さんとすこしお話しする機会があったので、10年以上京都に住んでいながらお寺にほとんど行っておらず、最近ようやくお寺めぐりを始めたことを白状すると、「見聞をひろめてください。」というありがたいお言葉を頂戴いたしました。

見聞をひろめて、また紅葉のころにうかがいたいなと思っています。

たくさん元気をもらい、夜は先輩のライブへ。

ゆる~い感じが心地よくて、なんだか不思議なパワーのあるライブでした。
あんなふうに肩の力がぬけたライブができるようになるまでは、まだまだ程遠い道のりですが、ひとまず、まずはそういった素晴らしい演奏に自分が肩の力をぬいて向きあって、触発されるということが大切なんだろうなと思っています。

とりあえず、ライブのなりゆきで合気道に興味を持ったので、近々見学にいこうと思っております。


翌日は、ふとしたご縁でお知り合いになれた、土ノ壺ちるさんの個展へ。
不思議で、かわいらしくて、ちょっと笑ってしまうような、ちるさんの世界に遊びに行った気にさせてもらえるような、そんな作品たちでした。そしてその作品たちをそっとサポートしていた、会場の”亜蛮人”さんの空間と、”カフェ突然”のまりさんの美味しいお茶とお菓子。(そばクッキーと番茶、ほんとに美味しかったな~。)

偶然居合わせた方々ともお知り合いになることができて、とてもたのしかったです。

今年に入ってあらためて実感するのは、これ!とピピッときたものに反応する瞬発力と、行動にうつす勇気の大切さです。

この直感(直観)、瞬発力、勇気は、頭の中であれこれ考えて、無難なほうを選ぶことを繰り返すうちに、どんどん鈍ってしまうような気がします。

これは音楽のライブにも言えることだと思うのですが、迷いがあると、「こうだ」ということが直感的にわかっているのに、身体がブレーキをかけてしまって、タイミングを逃してしまう。

すこしずつ、すこしずつ無駄なものをそぎ落として、自分の中を風通しをよくしていきたいなと思います。まずは最近つきすぎている感のある脂肪を減らすことから!!

これからどんな面白い出会いが待っているのか、たのしみです。(「面白い場所には面白いひとが集まっている可能性が高い」ということを発見。)

追伸:とりあえず分類が不可能なので、「神社仏閣めぐり」のひきだしにいれておきます。

栗田洋輔

亜蛮人