16th, April. 2013 13:00~17:00 at le club jazz
Sheila Jordan(vocal)
Peter Miherich(piano)
2013 Sheila's workshop report vol.1
"Intoroducing with blues"
先日京都でおこなわれたシーラ・ジョーダンさんのワークショップレポートです。
Sheila:
クラスを始める前に、すこし、お話しておきたいことがあります。
以前にこのワークショップを受けたことがあるひとは、わたしが何を言おうとしているかわかっていますね。
みなさん、こんにちは。
このなかで英語を全然話さないひとはどれくらいいますか?
(お店のマスターが手をあげ、一同笑いに包まれる)
Sheila:
あなたは必要ないわよ(笑)
ジャズを歌うときに4つの大切なエッセンスがあります。
耳、心、リズム、つまりタイミングです。
そして、とりわけみなさんにとっては英語です。
なぜなら、ジャズはアメリカの音楽ですから、英語を理解しなくてはいけません。
いいですか?
楽譜を読みやすいように準備しておくこともとても大切です。
今日はもし準備できていなければ構いませんが、もし将来ライブをすることになったら、
きちんとした楽譜を準備しなければなりません。
楽譜がなくても弾けるミュージシャンもいるかもしれませんが、もし彼が死んだらどうしますか?
それから、もしかしたら彼の奥さんが、彼があなたと演奏するのを嫌がるかもしれませんよ(笑)
(一同笑)
Sheila:
これはほんとにありうることなのよ。
ミュージシャンの記憶に頼っていると、そのひとがいなくなったらあなたの手元にはなにも残らないことになってしまいます。
いいピアニストかギタリストをみつけて、楽譜を書いてもらってください。
とても大切なことです。
このことはどれだけ強調しても足りないくらい、大切なことなのよ。
わたしは世界中ツアーでまわっていますが、いつも伴奏者と一緒に行けるわけではありません。
もし楽譜を持っていなかったら大変なことになるわ。
みんなが知らない曲を演奏することも多いですからね。
あなたたちは将来きっと有名になると思いますから、指揮者や、楽譜を管理してくれるマネージャーも雇えるかもしれませんね(笑)
でもいまは、自分できちんと管理してくださいね。
なにか質問はありますか?
昨日のライブでもお話したことですが、この音楽にあなた自身を捧げてください(dedicate yourself to this music.)。
お金をたくさんもらえるわけではないし、食べていくためにほかの仕事もしないといけないかもしれません。
わたし自身も、長い間そうしてきました(シーラさんは、音楽で食べていけるようになったのは58歳のときで、それまでは事務員をしながら子供を育て、音楽を続けておられたそうです―筆者注)。
でもいまでもわたしは歌い続けているし、ライブをしています。
では、ウォームアップをしましょう。
わたしのウォームアップはブルースなのよ。
ブルースを1コーラスずつ歌ってもらいます。
あなたの名前、あなたの気持ち―たとえば昨日なにがあったかとか―、をできれば英語で歌ってください。
このなかで緊張しているひとは何人いますか?
あら、ピーターが緊張しているわ(笑)
(一同笑)
Sheila(ブルースにあわせながら歌う):
How do you feel?
My name is Sheila Jordan,here I am in Japan with some lovely singers in Japan.
But we ain't got a man, no man...
(一同ブルースに合わせて自己紹介する)
Sheila:
みんなすごいわ。
~Vol.2に続く~
Sheila Jordan(vocal)
Peter Miherich(piano)
2013 Sheila's workshop report vol.1
"Intoroducing with blues"
先日京都でおこなわれたシーラ・ジョーダンさんのワークショップレポートです。
Sheila:
クラスを始める前に、すこし、お話しておきたいことがあります。
以前にこのワークショップを受けたことがあるひとは、わたしが何を言おうとしているかわかっていますね。
みなさん、こんにちは。
このなかで英語を全然話さないひとはどれくらいいますか?
(お店のマスターが手をあげ、一同笑いに包まれる)
Sheila:
あなたは必要ないわよ(笑)
ジャズを歌うときに4つの大切なエッセンスがあります。
耳、心、リズム、つまりタイミングです。
そして、とりわけみなさんにとっては英語です。
なぜなら、ジャズはアメリカの音楽ですから、英語を理解しなくてはいけません。
いいですか?
楽譜を読みやすいように準備しておくこともとても大切です。
今日はもし準備できていなければ構いませんが、もし将来ライブをすることになったら、
きちんとした楽譜を準備しなければなりません。
楽譜がなくても弾けるミュージシャンもいるかもしれませんが、もし彼が死んだらどうしますか?
それから、もしかしたら彼の奥さんが、彼があなたと演奏するのを嫌がるかもしれませんよ(笑)
(一同笑)
Sheila:
これはほんとにありうることなのよ。
ミュージシャンの記憶に頼っていると、そのひとがいなくなったらあなたの手元にはなにも残らないことになってしまいます。
いいピアニストかギタリストをみつけて、楽譜を書いてもらってください。
とても大切なことです。
このことはどれだけ強調しても足りないくらい、大切なことなのよ。
わたしは世界中ツアーでまわっていますが、いつも伴奏者と一緒に行けるわけではありません。
もし楽譜を持っていなかったら大変なことになるわ。
みんなが知らない曲を演奏することも多いですからね。
あなたたちは将来きっと有名になると思いますから、指揮者や、楽譜を管理してくれるマネージャーも雇えるかもしれませんね(笑)
でもいまは、自分できちんと管理してくださいね。
なにか質問はありますか?
昨日のライブでもお話したことですが、この音楽にあなた自身を捧げてください(dedicate yourself to this music.)。
お金をたくさんもらえるわけではないし、食べていくためにほかの仕事もしないといけないかもしれません。
わたし自身も、長い間そうしてきました(シーラさんは、音楽で食べていけるようになったのは58歳のときで、それまでは事務員をしながら子供を育て、音楽を続けておられたそうです―筆者注)。
でもいまでもわたしは歌い続けているし、ライブをしています。
では、ウォームアップをしましょう。
わたしのウォームアップはブルースなのよ。
ブルースを1コーラスずつ歌ってもらいます。
あなたの名前、あなたの気持ち―たとえば昨日なにがあったかとか―、をできれば英語で歌ってください。
このなかで緊張しているひとは何人いますか?
あら、ピーターが緊張しているわ(笑)
(一同笑)
Sheila(ブルースにあわせながら歌う):
How do you feel?
My name is Sheila Jordan,here I am in Japan with some lovely singers in Japan.
But we ain't got a man, no man...
(一同ブルースに合わせて自己紹介する)
Sheila:
みんなすごいわ。
~Vol.2に続く~