What a Wonderful World

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母校の校長

2005-07-22 22:16:39 | 日記・エッセイ・コラム
高校のOB新聞が届いた。母校の校長先生がO先生になっていた。自分もこの先生に化学の授業を受け持ってもらいました。若禿げで今で言うスキンヘッドでした。その風貌と発言が大変ユニークでした。当時先生のご子息も同級生でおられたのです。我々が卒業を目前に控えた、3月の人事異動でO先生は教頭に昇進し、佐渡の高校に赴任することになりました。その離任式でのコメントです。「私は化学を教えていましたが、現代の化学の進歩はすさまじく、はげていた自分の頭に人工の髪がこのように皮膚に密着し、あたかも自分の毛のように・・・・(中略)・・・今度赴任します佐渡では愛の結晶が宿った地でありますので・・・・(ここで、せがれはいたたまれず勝手に退場していきます。)兎にも角にも面白い先生でした。あれから約13年半ほどの年月がたちました。

さて、今日のjazzはバド・シャンクの「take five」です。栄養剤のコマーシャルで良く覚えています。80年代後半もしくは90年代前半だったと思います。都会的で黄昏の雰囲気に合っていて、ビルの谷間から差し込む夕日の朱色の光が、まぶしすぎて目を少し細めて眺めているような雰囲気に似ていますね。さらに感傷的に例えるなら、あえて例えたい気分なのですが、片思いのあの女性を想うと切なくて悲しくて、恋しくていとおしくてと、胸が締め付けられる感じに似ているかな・・・