What a Wonderful World

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亀田奇跡の勝利

2006-08-02 23:09:43 | 日記・エッセイ・コラム

判定で見事な勝利であった。ランダエタは不運だったと思う。日本でなければ圧勝だっただろう。素人目にも明らかな敗戦であった。今日は7時から福祉住環境コーディネーターネットワークの例会。8時から懇親会もお断りさせていただき、実地指導やら請求業務を9時30までやって帰ってきた。シャワーを浴びてこれからビデオ観戦だ。インターネットで判定勝ちしたと言うことだが、どちらが勝ったと思うかと言うアンケートがあって、そこにはランダエタが9割の得票率であった。さてさて、みるかと・・・・

いきなりダウン。

何とか持ち直すも、解説の鬼塚はかなり偏った解説だったように思うのだが、それは私だけだろうか。

慎重な選手であり、小刻みなパンチで相手を圧倒するのが亀田選手の特徴らしい。

確かにガードしているが、その間からバンバンとパンチが入ってくるし、けっこう効いていたと思う。亀田3発打っても6発返される展開。残念ながら実況や解説が白々しく聞こえてきた。日本人選手が負ける典型的パターンの試合だった。手が出ず、ちょっといいパンチをあてて追い詰めても軽いパンチを数発返されて見事にかわされたり、クリンチされたり。

11ラウンドは完全にやばかった。クリンチを相手にさせるどころかふらふらで自分がクリンチしている。その様子はもたれかかって支えられている状態だった。

12ラウンドは何とか持ちこたえた感じ。

判定を聞いた後、亀田の勝利。

大泣きで親子の抱擁。本当に泣きじゃくっていた。本当に辛く切ない試合だっただろう。でも本当に嬉しかったのだろうか。

朝青龍がリングに上がってきて抱き上げ、抱擁していた。

今、見ながら書いていたんだけど、ランダエタと亀田選手。判定の発表後、握手も抱擁もなかった。それが少し気になりました。

「親父のボクシングが世界に通じることを見せられてよかった」と親子で大泣きだ。確かにとんでもないトレーニングをしてきたんだろうが、世界の強さを思い知らされる試合だった。

紙おむつとおしゃぶりで激怒していたが、もう少しで洒落にならないところだったなと・・・・

今後の更なる精進と活躍を期待したい。願わくば、再度ランダエタと戦って勝ってみせて欲しい。おそらく、また負けるだろう。経験と素質の問題だ。体力だけで勝負するわけじゃないし。