驕らず、人と比べず。

「驕らず、人と比べず、面白がって平気に生きればいい」。こちらも樹木希林さんの名言だが、精々それが通るのは（悲しいかな？）休みの日位か？プライベートな時間自体が、そう言うものなので尚更だ。外に出れば、世の中のくだらない主張に多かれ少なかれ、付き合わされる事になる。さて今日は休みだ。なので早朝から（調整でどうにかなりそうな）カセットデッキの修理作業だ。結局、モーターの交換待ちだったLo-D「D-400MKⅡ」のモーター交換をした。何故か動力電源にムラが少しあるので安定回路も繋いだが、こちらの方が動作が安定しているので、このままで仕上げてみよう。三極レギュレーターを元に構成した簡易回路だが、取り敢えずは間に合ったようなので、これで良いだろう。弱ったコンデンサを見つけたら後から交換でもすれば良い。そんな程度だ。放熱を伴う安定回路なので、取り付け位置を考えれば良いだけだ。それとトルクがやはり弱く、「アイドラーのゴムをチェックすればいいかな？」てな状態だ。何度かキャプスタンベルトの幅や長さを変えて行くとピッチが落ち着いてきた。モーターのプーリーはプラスチック製だが、今の処は安定している。音質も久々に聞いたら良い音だ。それで「桃中軒雲右衛門の思い出」なるラジオ番組を録音したテープを聴いているが、古い音源でも、Lo-Dのアンプは音圧が高いのか、とても豊かに鳴っている。一通りのチェックが終わったらコードを半田付けして、アイドラーゴムを交換してみよう。ピッチが落ちて来た。まだまだか？