借り物だから。

「（全身ガンに侵された後）この肉体も借り物だから」。これも樹木希林さんが語った言葉だが、もう悟りを開いていたとしか思えない。初めて希林さんが事実を明かしたのは、あの「日本アカデミー賞」での事だったが、当時は誰しもが冗談だと思った。しかし後からそれを実感をする事になった。それは悲しい現実だった。その小生とて、一度中っており、正直「次に中ったらヤバイな？」と思う毎日なので、その感覚は解らない訳でもない。単に度合いの違いだ。なので西城秀樹さんが何度目かの脳梗塞で帰らぬ人となった時はショックだった。それと言うのも、決して他人事ではないからだ。なのでそれ以来、（自分なりではあるが、）気をつけている。またそんな事があったら今度こそだからだ。（当然、症状も重くなる。）自身も歳を取っており、色々と弱っているので尚更だ。さて話は変わるが、昨日は休みだった。特に出掛ける用事もなかったので、「父の一周忌までに」と始めた家庭の記録映像の編集をしていた。それは写真も８ミリ映画のフィルムもなのだが、なるべく時系列にまとめて行こうと思い、編集作業をしている。まだタイトルと字幕の打ち込みだが、意外と字幕の枚数も多く、昨日は、その打ち込みだけで時間を費やした。それこそ日付が変わるまでした。タイトルを観た時点では、まだまだ改善の余地もあるが、今やハイビジョンの時代なだけに、その画質に似合う作業となる。問題点は、ひとつづつクリアをしていこう。そんな処か？



さて「巷では？」だが、ジャニーズ事務所の創業者の件やらＬＧＢＴ法案の件やらで様々だ。しかしそんな最中に有事を見込んだ体制への法整備が進んでいるのは御存知か？これは農林水産省で開かれた「食料・農業・農村基本法」検証部会を朝日新聞が伝えたものだが、その初会合が、2022年10月、既に行われていた。記事によると「有事に輸入が止まるなど国内で食料が不足する事態に備え、農林水産省が農産物の増産を農家や民間事業者に命令できる制度をつくる方向で検討を始めた。来年の改正をめざす「食料・農業・農村基本法」に盛り込んだうえで、強制力を伴う新法を整備する方針だ」との事。そこで浮かぶのが【台湾有事】だ。ウクライナの件は、決して対岸の火事ではないのだ。産経新聞によると「林芳正外相は１０日の衆院外務委員会で、中国の呉江浩駐日大使による台湾を巡る発言が「極めて不適切」として外交ルートを通じて抗議したと明らかにした。呉氏は４月に東京都内で開いた記者会見で、日本が台湾問題を安全保障政策と結び付ければ「日本の民衆が火の中に」引きずり込まれるなどと発言し牽制した」との事だ。しかし林芳正外相と言えば、日中友好議員連盟の元会長であり、総理の岸田文雄氏とて、地元広島の日本中国友好協会（日中友好協会）の元会長だっただけに、まるでプロレスだ。なので現総理の中国に対する強硬な姿勢も嘘っぱちのように思える。ＬＧＢＴ法案の件もそうだが、自民党が壊れたとしか言いようがない。



ＬＧＢＴ法案　自民、総務会で了承　遠藤氏「全会一致」
https://www.sankei.com/article/20230516-CGZ6HOQOQNLXJLBYRD4CKIG5JI/
有事に食料不足→価格統制や増産命令、強制力伴う法整備へ　政府検討
https://www.asahi.com/articles/ASR5B4RKPR51ULFA00S.html
中国大使「日本の民衆が火の中に」発言に林外相が抗議　台湾問題巡り
https://www.sankei.com/article/20230510-FTHXLVYDMBMC7P5NS6QXIFNPDI/
立民、ジャニーズ問題で16日にヒアリング
https://nordot.app/1030773539617653027
“誰も助けてくれなかった”　告白・ジャニーズと性加害問題
https://www.nhk.jp/p/gendai/ts/R7Y6NGLJ6G/episode/te/4V1PY35XX7/
ほんこん @hong2010kong
https://twitter.com/hong2010kong/status/1658098235423199232?s=09