金を失う道 更新記録&雑記帳

 拙HP「金を失う道」の更新内容です。

パワーパック

2011年04月22日 18時43分11秒 | その他
レイアウト、・・ん~もとい、エンドレス線の製作途中ですが、何年も頭の中で引きずっていたことが原因で、またもや作業が中断しております。

それは、DCCのBigboyを運転していて気づいてしまったことなんです。

以下、言い訳をツラツラと。
ご存じのように、DCC化された車両は、常点灯や自動加減速制御などができるPWM式のパワーパックで運転すると故障するおそれがあります。
PWM式のパワーパックがパルスを発生させるからです。

ウチには、Nゲージ用としては常点灯式のパワーパックがあるものの、HO用としてのパワーパックは旧型のものばかりで問題はないと考えていました。
それに、DCC用のコントローラを別途、所有していますし。
加えて、嘗て開通させた走行線は1周だけだったため、DCC車両同士をすれ違いや追い越しといった場面で運転することもありませんでした。

だから、今までは何の問題もなかったのです。

しかし、・・

この先、走行線が2線、3線と開通すると、DCC車両同士のすれ違いや追い越しをしたくなるのが人情ってもんです(ホンマか?)。
一応、Bigboyの他にもDCC車両は所有しております。それに、BigboyはDCパックでもリモコン運転が可能となっています。

つまり、BigboyをHO用の旧型DCパック+リモコンで運転しつつ、他方のDCC車両をDCC用のコントローラで運転すればよいかと・・・

ここまで考えて、問題が発覚したのです。


なぜなら、ウチのHO用パワーパックは、カツミ製の古いKP-41なのですが、過日、故障修理のためこのKP-41を開くと、なんとサイリスタが使われていることが判明。


ということは、半波整流によるパルスが思いっきり発生しています(よね?)。
常点灯や自動加減速制御ができるわけでもないのに。

実際、このようなパルスがDCC車両に悪さをするかどうかは検証しておらず、判りません。
でも、当然ながら、そんな不安を抱えながら使いたくありません。

で、どうする?
ウチにはもう1台、大昔に亡父が作ってくれたパワーパックがあります。


なんとレオスタットを用いた電流制御方式のやつです。


これならパルスを発生させることはありません。
でも、電流制御方式のため、発進時と走行時、登坂時等々、外部負荷によって電圧変化がめまぐるしく起こっている(筈)で、DCC制御には不向きであろうと思っています。
のみならず、このパック、何故か19Vも発生するんです。レオスタットを噛ましているからなんでしょうかね?
19V発生、なんて、パルスなんかよりもよっぽど、DCC車両には毒性が強いと思います。

正直、電気のことは(も)よく判りませんが。

そこで、今さらなんですが、このレオスタット型パックを、同じくパルスレスとなるトラコン方式に改造しようかなと、考えはじめたっちゅうわけです。

実は、今回、DCC車両の運転に関して問題が発覚する前から、このレオスタット型パック(19V発生)を何とかしたい、と、ずーーっと思っていました。
レイアウト製作を再開したおかげで、やっと、重い腰が上がったという感じですね。

一応、必要と思われるパーツは揃えました。

せっかく2Aのトランスがあるので、これに合わせて缶形パワートランジスタなど、古いパーツばかりを集めました。

そのせいで、いちいちパーツがデカくて放熱対策なども必要となり、結果、ものすごく大型で重いパックになりそうです。


なんだか、時代錯誤も甚だしいような作業、工作ばかりやっているような気がします。
少なくとも15年、いや20年ぐらいは、遅れているかも。
いやいや、寧ろ時代に逆行している感さえもします。

このパック製作ですが、時間が取れない中、なんとか連休中に終わらせることができないか、思案しております。

たつぼーさんのHPご紹介

2011年04月18日 18時59分47秒 | 新リンク ご紹介
めでたく復帰されました。
といっても、私の気づくのが遅く、だいぶ前から再開されていたようです。
たいへん失礼いたしました。

斬新なアイデアを次々にカタチにされています。
その柔軟な発想力と、それを完成させる実行力、工作力には感銘を受けます。

こちらです。

外周線が繋がりました

2011年04月10日 18時55分38秒 | 16番(HO) レイアウト
3線で計画しているグルグル走行線のうち、外周線をエンドレスにすることができました。

基本として、エンドウのニューシステムレールを使いました。
カーブはR750としましたが、レイアウトルームに入ってすぐのところは、僅か1/4円弧ですが、#100のフレキで数値不明の大カーブ(たぶんR1500ぐらい? それ以上かも?)にしました。


客車が上下に波打っているのは、下りのスロープ途中に水平フラットを挟んでいるためです。
が、やめときゃよかったかな?と思っています。

レール固定は、今回は、グルーガンでババババーって簡単に作業してしまいました。

グルーガンを使うのも始めてだったので、汚い出来です。
仕上げの整形が必要なようです。

エンドレス内に1箇所、ポイントを噛ましています。


そのため、このポイントの切替によってこんなことができます。




昇りのスロープは、内周線へのバイパス(上跨ぎ線)と、隠しヤード(?)とを兼ねています。
勿論、未完成。

このあと、中央線と内周線の固定作業に移りますが、例によって、1周ながらもエンドレスが出来てしまったので、遊びほうけてしまいそうです。


いま、言えること

2011年04月01日 23時51分22秒 | その他
自粛なんてしていたつもりはありません。

ただ、地震、津波、原発事故のことでは何を書いてよいのか、いえ、書くべきなのかどうかについてさえも、答を見つけられずにいました。

16年前の阪神・淡路大震災のとき、自身は被災しなかったものの、近隣地域に住んでいて親戚や友人、知人の被災とか悲しみとかに接し、また微力ながらも復興のお手伝いさせてもらった経験上、軽々しい同情や励まし、自粛なんて何の意味もなさないことを知っていたからです。

ビルが傾き、廃墟と化した街を歩きながら、故郷でもないのに胸が熱くなった記憶も蘇っていました。

いま、神戸市に住む子供達のマンションの隣地は、未だに、痛ましいクラックの入った基礎コンクリートが剥き出しのまま、放置されています。

こんな趣味のブログで書き込んだ言葉が、被災され避難されている方々に届く筈もなく、届いたとしても気持ち的に受け入れて貰える筈もなく・・・

いったい、何の意味があるのかと・・・


そんな気持ちばかりがグルグル・グルグルと。

あれからもう、3週間が過ぎようとしているんですね。

結果として、私は何もしなかったという現実だけが残りました。

この先、国や国際社会がどれほどの支援をしてくれたとしても、結局、最終的には一人一人なんです。

起こってしまったこと、自分の中で処理してゆくしかないんです。

勿論、全世界から届く心のこもったメッセージは、大きな心の支えにはなるでしょうけど。


慌てる必要なんかちっとも無いんですが、どうか、前向きに、また一歩一歩、歩みを始めてほしいと、心の底から願っております。


必死に頑張っている者に、軽々しく『頑張れ』なんて言葉をかけても、今以上に何を、どう頑張るの?

16年前、そんな血を吐くような言葉をよく耳にしました。

だから、何を書くべきなのか、どんな言葉をかけてあげればよいのか、未だに判らないんです。

ごめんなさい。


被災者の皆さんがまた歩みを始められたとき、何かのご縁でご一緒することがあったなら、一緒に馬鹿騒ぎをしたいと思います。
こんなことぐらいしか、いまは思いつきません。

それまで、日本という国が腐ってしまわないように、元気に暮らすことしか被災者でない私たちにはできないのかも知れません。


でもやっぱり

言わせてください。

ガンバレ 東北!

ガンバレ 関東!

そして、がんばれ日本