少し前の記事になってしまいますが、9月20日~23日の3泊4日で中国地方をめぐるドライブに出掛けてきましたので、その写真を載せておきたいと思います。
今回は、前回の東京旅行を上まわる1500kmのドライブとなりました。
毎度、鉄道や鉄道模型とは無縁の記事ばかり載せてしまって、御訪問いただく方々にはイライラさせているかもしれませんが、雑記帳としても利用しております点、御了承ください。
いつも「お金がないお金がない~」と言いながら、こんな旅行ができるのは、愚妻が永年勤続褒賞として勤め先から旅行券をいただいていたからです。
今春、トワイライトでの旅行を企てたのも(没にしてしまいましたが)、この旅行券があったからです。
ただ、旅行券には有効期限があります。
その期限が迫っていたのです。
それと、就職難民となっていた末娘がなんとか就職できたことから、取り敢えずどこかへ、てな感じで旅先を安易に決めてしまいました。
[1日目]
最初の訪問地は島根県の石見銀山です。
写真は世界遺産センターです。

ここからバスに乗って「大久保間歩(まぶ)」へと移動し、間歩内を観光するツアーに参加しました。
間歩とは、銀を掘り出した坑道のことだそうです。
こちらが大久保間歩の入口です。

世界遺産なので、坑道内は照明や舗装といった人工的な設備は殆どなく、まるで探険です。
また行き帰りはほとんど山登りと言ってもよいツアーで、肉体的にきついものでした。

でも貴重な体験ができました。
“探険”の後は、バスにてセンターまで戻った後、行き先の異なるバスに乗りかえて、龍源寺間歩へと移動し、こちらも散策。
こちらは世界遺産ではないので、照明や舗装が施してありました。

この後、レンタサイクルを利用して周辺の散策を満喫した後、一路、宿泊地である広島へ。
広島の夜は、広島在住の長男が仕切ってくれました。
広島の市電に乗ってブラブラしたかったのですが、酔っ払っていたこともあり、実現しませんでした。
写真は撮ったのですが、ブレブレのうえフラッシュが届かず、御披露に耐えません。
[2日目]
まずは、江田島へ向かいました。
江田島には、旧海軍兵学校(士官養成所)の跡地があります。跡地とは言っても、現在も海上自衛隊の幹部候補生教育施設になっており、妙に緊張するものです。
無料で入れ、ガイド役の自衛官(OB?)が基地内を案内してくれます。
写真は、幹部候補生の入校式や卒業式をするための講堂だそうです。
正面が玉座です。
終戦後、しばらくはアメリカ軍の礼拝堂として使われたそうです。

この講堂とは別の敷地に、第一次~第二次世界大戦時の様々な記録や遺品などを納めた記念館が建てられており、若くして特攻で散った将校たちの遺影や着衣、遺書なども多数展示されておりました。
日本人として、胸にドシンと重たいものを感じ、自然とこうべが下がります。
『ありがとうございました』というのはおかしいかも知れませんが、それ以外に言葉が見つかりませんでした。
その後、呉へ戻ります。
呉では、鉄のくじら館と大和ミュージアムを観覧しました。
こちらは鉄のくじら館。

内部はこんなことになっとります。

広いようで狭いですね。
これで浮上することなく海の藻屑となることもある、てなことを考えると、任務として乗艦するのは絶対にイヤです。
案内役の自衛官(OB?)が、照明を赤灯に切り換えるデモンストレーションをしてくれましたが、閉塞感や緊迫感が半端無くあって、やっぱり乗艦するのはイヤです。
こちらは言わずと知れた大和ミュージアム。

こちらにも特攻の記録などが数多く展示してありました。

この他、回天や特殊潜航艇などの展示もあります。
この日は、これで終わりです。
まさに海軍デーとなりました。
結構な距離を歩いたことになり、1日目に続いてヘロヘロです。
そのヘロヘロの身体を奮起させ、再び広島へ戻って、長男の案内でウマ飯屋めぐりです。
長男が広島にいてくれてほんとに良かった~、と思った時間でした。
[3日目]
凡人企画の第3段です。秋芳洞です。
「あきよしどう」と読むのが正しいそうですね。
秋吉台とは違うという思い込みの中で、今まで「しゅうほうどう」と覚えていました。

洞内には、300円で冒険コースというのが設定されていて、当然のように廻ってみました。
入口がハシゴで昇るルートになっていて、短いのですが、おもろかったです。
それほど過酷ではありませんが、足腰がたつ間に体験できてよかったと思っています。
洞内を突き当たりで引き返す往復コースで楽しんだ後は、車にて秋吉台のまん中を突っ切りました。

そして、萩へ。
途中、吉田松蔭の記念館が建っていました。

トイレ休憩のついでに一覗き(無料)。
記念館は、上写真の左側にあります。
凝った展示がなされ、説明書きもいっぱいあったのですが、学識がないので、ふ~ん、てなもんでした。
萩に着いて最初の訪問地は萩駅です。
なぜなら、ここには観光案内所が併設されているからです。

展示されている動輪は、D51730のものだとか。
やっぱり、ふ~ん、そうですか。
今や、あちこちに動輪の展示があるので、よほどのSLファンか、動輪フェチでない限り、鉄道ファンといえども、さして興味も湧かないのではないでしょうか。
ここに来て、ようやく鉄道ネタ。 ┐('~`;)┌

来たのは初めてですが、なんだか懐かしい~ですね。

構内には何点かの展示物が。

萩市も観光でいろいろ頑張っているようです。
その後、木戸んチや高杉んチを見てまわり、宿泊地の湯本温泉へ。
奮発して、湯本温泉一と噂の大谷山荘に御宿泊。
なんと、天皇陛下が宿泊されたという御部屋・・・の隣、の隣の部屋。
それでも2人で泊まるには広すぎる部屋に、帰るのがいやになるぐらいの癒しを戴きました。
[4日目]
さあ、最終日です。
途中、角島(つのしま)へ寄ります。
なんでもテレビのCMに登場したらしい・・(私は知らない)、海の中を真っ直ぐに渡る道路橋があるとかで、愚妻にせがまれた結果です。

道路の画像は、愚妻はスマホで何枚も撮っていたようですが、私は運転中のためありません。
代わりに、ドライブレコーダの動画を保存して確保しました。
愚妻のうるさい会話が入っているので、ここでは紹介しませんが・・・
角島に渡って、一番奥の方に小さな灯台があります。

こちらに昇り(駐車場とは別料金・・・稼ぎますね~)、海なんか眺めてしばし加山雄三になりきりました。 自画自賛(!?)

その後は、意味もなくカーナビに背きつつも下関までドライブし、下関ICから帰途につきました。
結婚して30年。
そのうち子育てに29年。
この間、初めてといってもいいぐらいの、わが家にとっては大旅行でした。
あまりあるストレス発散になりました。
あ、そうそう。
車が納車されて丁度、2か月です。
走行距離が、・・・・なんと6000km。
一昨日、日産へ最初のオイル交換に行ったのですが、「いくらなんでも走り過ぎちゃいますか~」なんて言われてしまいました。
そうですね。
これからは自重しようと思います。
<おわり>
今回は、前回の東京旅行を上まわる1500kmのドライブとなりました。
毎度、鉄道や鉄道模型とは無縁の記事ばかり載せてしまって、御訪問いただく方々にはイライラさせているかもしれませんが、雑記帳としても利用しております点、御了承ください。
いつも「お金がないお金がない~」と言いながら、こんな旅行ができるのは、愚妻が永年勤続褒賞として勤め先から旅行券をいただいていたからです。
今春、トワイライトでの旅行を企てたのも(没にしてしまいましたが)、この旅行券があったからです。
ただ、旅行券には有効期限があります。
その期限が迫っていたのです。
それと、就職難民となっていた末娘がなんとか就職できたことから、取り敢えずどこかへ、てな感じで旅先を安易に決めてしまいました。
[1日目]
最初の訪問地は島根県の石見銀山です。
写真は世界遺産センターです。

ここからバスに乗って「大久保間歩(まぶ)」へと移動し、間歩内を観光するツアーに参加しました。
間歩とは、銀を掘り出した坑道のことだそうです。
こちらが大久保間歩の入口です。

世界遺産なので、坑道内は照明や舗装といった人工的な設備は殆どなく、まるで探険です。
また行き帰りはほとんど山登りと言ってもよいツアーで、肉体的にきついものでした。

でも貴重な体験ができました。
“探険”の後は、バスにてセンターまで戻った後、行き先の異なるバスに乗りかえて、龍源寺間歩へと移動し、こちらも散策。
こちらは世界遺産ではないので、照明や舗装が施してありました。

この後、レンタサイクルを利用して周辺の散策を満喫した後、一路、宿泊地である広島へ。
広島の夜は、広島在住の長男が仕切ってくれました。
広島の市電に乗ってブラブラしたかったのですが、酔っ払っていたこともあり、実現しませんでした。
写真は撮ったのですが、ブレブレのうえフラッシュが届かず、御披露に耐えません。
[2日目]
まずは、江田島へ向かいました。
江田島には、旧海軍兵学校(士官養成所)の跡地があります。跡地とは言っても、現在も海上自衛隊の幹部候補生教育施設になっており、妙に緊張するものです。
無料で入れ、ガイド役の自衛官(OB?)が基地内を案内してくれます。
写真は、幹部候補生の入校式や卒業式をするための講堂だそうです。
正面が玉座です。
終戦後、しばらくはアメリカ軍の礼拝堂として使われたそうです。

この講堂とは別の敷地に、第一次~第二次世界大戦時の様々な記録や遺品などを納めた記念館が建てられており、若くして特攻で散った将校たちの遺影や着衣、遺書なども多数展示されておりました。
日本人として、胸にドシンと重たいものを感じ、自然とこうべが下がります。
『ありがとうございました』というのはおかしいかも知れませんが、それ以外に言葉が見つかりませんでした。
その後、呉へ戻ります。
呉では、鉄のくじら館と大和ミュージアムを観覧しました。
こちらは鉄のくじら館。

内部はこんなことになっとります。

広いようで狭いですね。
これで浮上することなく海の藻屑となることもある、てなことを考えると、任務として乗艦するのは絶対にイヤです。
案内役の自衛官(OB?)が、照明を赤灯に切り換えるデモンストレーションをしてくれましたが、閉塞感や緊迫感が半端無くあって、やっぱり乗艦するのはイヤです。
こちらは言わずと知れた大和ミュージアム。

こちらにも特攻の記録などが数多く展示してありました。

この他、回天や特殊潜航艇などの展示もあります。
この日は、これで終わりです。
まさに海軍デーとなりました。
結構な距離を歩いたことになり、1日目に続いてヘロヘロです。
そのヘロヘロの身体を奮起させ、再び広島へ戻って、長男の案内でウマ飯屋めぐりです。
長男が広島にいてくれてほんとに良かった~、と思った時間でした。
[3日目]
凡人企画の第3段です。秋芳洞です。
「あきよしどう」と読むのが正しいそうですね。
秋吉台とは違うという思い込みの中で、今まで「しゅうほうどう」と覚えていました。

洞内には、300円で冒険コースというのが設定されていて、当然のように廻ってみました。
入口がハシゴで昇るルートになっていて、短いのですが、おもろかったです。
それほど過酷ではありませんが、足腰がたつ間に体験できてよかったと思っています。
洞内を突き当たりで引き返す往復コースで楽しんだ後は、車にて秋吉台のまん中を突っ切りました。

そして、萩へ。
途中、吉田松蔭の記念館が建っていました。

トイレ休憩のついでに一覗き(無料)。
記念館は、上写真の左側にあります。
凝った展示がなされ、説明書きもいっぱいあったのですが、学識がないので、ふ~ん、てなもんでした。
萩に着いて最初の訪問地は萩駅です。
なぜなら、ここには観光案内所が併設されているからです。

展示されている動輪は、D51730のものだとか。
やっぱり、ふ~ん、そうですか。
今や、あちこちに動輪の展示があるので、よほどのSLファンか、動輪フェチでない限り、鉄道ファンといえども、さして興味も湧かないのではないでしょうか。
ここに来て、ようやく鉄道ネタ。 ┐('~`;)┌

来たのは初めてですが、なんだか懐かしい~ですね。

構内には何点かの展示物が。

萩市も観光でいろいろ頑張っているようです。
その後、木戸んチや高杉んチを見てまわり、宿泊地の湯本温泉へ。
奮発して、湯本温泉一と噂の大谷山荘に御宿泊。
なんと、天皇陛下が宿泊されたという御部屋・・・の隣、の隣の部屋。
それでも2人で泊まるには広すぎる部屋に、帰るのがいやになるぐらいの癒しを戴きました。
[4日目]
さあ、最終日です。
途中、角島(つのしま)へ寄ります。
なんでもテレビのCMに登場したらしい・・(私は知らない)、海の中を真っ直ぐに渡る道路橋があるとかで、愚妻にせがまれた結果です。

道路の画像は、愚妻はスマホで何枚も撮っていたようですが、私は運転中のためありません。
代わりに、ドライブレコーダの動画を保存して確保しました。
愚妻のうるさい会話が入っているので、ここでは紹介しませんが・・・
角島に渡って、一番奥の方に小さな灯台があります。

こちらに昇り(駐車場とは別料金・・・稼ぎますね~)、海なんか眺めてしばし加山雄三になりきりました。 自画自賛(!?)

その後は、意味もなくカーナビに背きつつも下関までドライブし、下関ICから帰途につきました。
結婚して30年。
そのうち子育てに29年。
この間、初めてといってもいいぐらいの、わが家にとっては大旅行でした。
あまりあるストレス発散になりました。
あ、そうそう。
車が納車されて丁度、2か月です。
走行距離が、・・・・なんと6000km。
一昨日、日産へ最初のオイル交換に行ったのですが、「いくらなんでも走り過ぎちゃいますか~」なんて言われてしまいました。
そうですね。
これからは自重しようと思います。
<おわり>