展示車両 その２

前回投稿の続きです。

記事のウエイトは、どちらかと言うと、展示車両を見てきたゾというよりは、カツミのＣタンクを整備する、という方にあります。



中学生の頃の私が、カツミのＣタンクにゴテゴテと取り付けたコンプレッサーなどのパーツ類ですが、これらは実は、プラモデルのＤ５１から流用したパーツだったのです。

そのためデタラメもいいとこで、今回は全て取り外そうと考えていました。
でも、中学生の頃の私とて、なんの根拠もなしにこれらのパーツを取り付けたわけではありません。
確かに、そのような設備を備えた実車が存在していたのです。

ということで、どうせなら中学生時代の拘りを可能な限り復元させたいという思いから、実車の展示があるこちらのＳＬ広場を訪れたわけです。
意外と、家から１時間半ほどで行ける近い場所にあったことに少々驚きでした（何故、今まで行かなかったのかと・・）。

訪れたのは、先週の日曜日（１６日）でした。



（手前の車は私のではありません）

ここは山の中であることから、近隣に遊び場が少なく、これまで休日ともなれば家族連れで混雑していたそうですが、近ごろ、近くを通る高速道路が方々へ延伸されてから客足もガクンと減ったということでした。
それで、当日もガラガラで写真も好きな角度から取り放題。
それにも増して、好きなように車両に昇らせてもらえる（よかったのかな？）ので、マニアには垂涎ものといったところでしょうか。
入場料も、驚くほど安いし。

詳しくはこちらを御訪問ください。


さて。




ボイラーが太く、後部タンクの後面に傾斜も付いているので、カツミのＣタンクとは少しイメージが違います。


ドームの位置関係も随分違いますね。


で、肝心のコンプレッサー類ですが。









エライ複雑なことになっとりますがな。




それに、エアタンクなど、いろいろ不足するパーツがあることも発見！






クロスヘッドの滑り棒も２本、それもシリンダーからして斜めに付いているし。。。



そもそも、カツミのＣタンクは自由型です。
へんに実車に拘ってもなぁ～　という気持ちがガゼン、強くなってきました。
ま、いつものことですが。

ただ、製品原形に戻しても、あまりに素っ気ない感じがするので少しはディテール感を出してやりたいと思います。

なお、ここのＳＬ広場には、他にもこんな展示車もあります。






んーーー。　やっぱり全然違いますね～

他には、こんなのとか、、


こいつは、嘗て宝塚のファミリーランド（既に閉鎖）にいたことがあるらしいですね。
へ～～～～

更には、こんなのとか、、、、、


秋晴れにプチドライブができて楽しかった～　という、よい想い出ができました。
てなわけで、静かにカツミＣタンクの青箱を閉じよっかな～～～

って、なんでやねん！

後日談をご報告できるように、取り敢えず何か手を動かしてみます。
でも、どうしよう。

またパーツ集めから始めなきゃぁ・・・

展示車両

時節柄でございます。


今冬、降雪はいかがなものでしょう？


突発性の運転したい病が・・


後でも、いいんですけども。


こんなのも。


盛観な顔付きです。


横顔




後ろ姿




模型化を目されている方の参考になるでしょうか。




中へも自由に入れます（モザイクの怪しい物体は見えないことにしてください）。


子供の頃、関係者以外立入禁止の機関区の奥の方に留置されているのを遠くから眺めるだけで、乗りたくて乗りたくてしょうがなかった想い出が蘇ります。


こんなふうになっていたのですね。


運転席から振り返ってみます。




「おいっ　キタロウ！」ってか？


堪能しました。


実は、左のほうに写っているヤツを見に行ったのですが、それはまた次回。

Ｃタンク

今年はプライベートな用事が何かと重なり、模型に集中することが殆どできていません。

なかでもマイカーの刷新は、カーポートの新設にまつわる庭の改造、物置小屋の設置、庭木の植えかえ等々、週末がくるたびに大きな作業を強いられる原因となっていました。

んなことを並び立てて、模型をしてこなかった言い訳をしてますが・・・

ひょっとして、模型への興味が薄れているのかも？　と自問自答しております。


本日は生憎の雨。　「生憎」なんて感じてしまうこと自体、虚しいですね。

本来、模型家にとっては喜びの雨の筈。


そんなことで、しばし自戒。

ならば、バラスト撒きでもしようか、と思いたち久し振りのレイアウトルームに入ってみました。

で、目に入ってきたのがカツミのＣタンク。

中学生の頃、ＴＭＳの記事を見ながら改造の真似事をして外装をゴテゴテにしたもので、第２動輪も位相ずれを起こしています。
でも、第２動輪のネジを外して遊動輪にしておけば問題なく無邪気に走ってくれていたので、初代レイアウトの通電テストに酷使していました。

ただ、近年ではさすがに走りもぎこちなくなってきていたので、ちょっとだけ整備を、と思い分解してみました。

それならついでに、嘗て買い込んであったパーツで外装もちょっと弄ってみようかと。



結構、大仕事になりそうな気配。


単なる分解・清掃作業が、いつのまにか、ちゃんとした工作に発展しそうです。

なーんだ。　きっかけ？　それともやる気の問題だったのか。

興味が薄れたので無くって良かった。

ただ、ちゃんと最後まで仕上げられるのか、新たな心配も。