金を失う道 更新記録&雑記帳

 拙HP「金を失う道」の更新内容です。

1200kmの足馴らし

2014年08月29日 19時19分56秒 | その他
宣言通り、先週の週末にJAMへ行って来ました。

なんたって45年ぶりの江戸です。
殆ど記憶なんて残っておらず、正真正銘のおのぼりさん状態でした。

車内でも、「わっ六本木ヒルズ!」「おおぅっースカイツリーもっ!」「こっちには東京タワー!」なんて感じで、家族がワーワー、キャーキャーとうるさいのなんの。

途中、車の燃費表示は15km/lを超えています。


80km/hのオートクルーズ運転を忍耐強く続けた結果ですが、ハイブリッドでもないのにホンマか、って感じですよね。
この表示、最高で15.5km/lに達しました。

さて、JAM会場ですが。

想像していたのとは、ちょっとガッカリというのが本音ですかね?

確かに会場は広く、出品数も多いのですが、それを除けば関西で開催される類似展とそれほど差はないように思いました。

とはいえ、すごいのはすごいです、確かに。

これほど同好の士が沢山おられて、それも立派な大人たちの集いとなっていることに、なんだか嬉しくなってしまいました。

展示物も、そのカテゴリーの豊富さ、完成度、奇抜さなど、感嘆の嵐でした。

そのなかで、私といえば・・・
こんなのとか、


それにこんなのとか、


一体、なにを記録に残そうとしていたのか、帰宅後にファイルを見ながら笑っちゃいました。

おそらく、製作中(放置中)のレイアウトの参考にしようと思ったのでしょうね。
と、遠い目。。。

このあたり、自己分析もできていないのですが(当日は舞い上がってしまって放心状態だったような)、面白いのは、こんな私を含めて、JAMを報告されている他ブロガーの方々の着眼点が、やはりバラエティーに富んでいるということですね。

他の方のブログには、私の記憶にない展示物の写真があったりして・・・。

鉄模を趣味にしていると一口に言っても、趣味趣向はひとそれぞれだということがよくわかります。

私が興味を惹いたものの中には、こちらがあります。


何年も前から、ネット上では存じあげていたのですが、ここで実物にお目にかかれるとは思っても見ませんでした。


このドームの裾などを見ると、本当に紙なんだ、ということがよく理解できます。
舌を巻きます。凄すぎです。

鉄道模型や工作を心底、楽しんでおられることがヒシヒシと伝わってきました。


それから、なんといってもこちら。


ガントリークレーンに注目です。




クレーンの走行部分に2本のレールを使うことで4線の導線を確保して、クレーン走行(Y方向)、機械木屋の走行(X方向)、クレーンの昇降(Z方向)をアナログ制御可能にしてありました。
詳しい説明と共に、注文に合わせて種々の動きや構造を見せて戴き、とても勉強になりました。


ま、どれもこれも、私には無理な工作ばかりです。
なお、TT9なので商品が殆ど無く、クレーンや給炭台をはじめ上の写真中にあるは殆どのものが自作だそうです(車両の改造や新成を含む)。

その他、こちらにも強い興味を持ちました(持っただけです)。


なんとNゲージで架線集電をやっているとか。


車両の走行に合わせて、パンタグラフが昇降しつつ架線に追従している様子がなんともリアルでした。
これは私の最も苦手にしている“根気”が必要であり、見ただけで既に満足しています。

そんなこんなで、広い会場を気侭にブラブラしていて、もうとっくに体力を使いはたしたわけですが、やはりここの前では足が止まってしまいました。


マルタイの方は、既に予約済みです。
走らせる予定もモジュールを製作する予定もないんですけどね。
バラストレギュレターの方も、当然のように触手が動いておりますので、予約する予定でおります。

そして最後に、こちらを拝見しつつ(やっぱり黄色いのが好きなんですね~)、会場を後にしました。



さて、ここは江戸です。

これだけで帰っては勿体ない。

そこで銀座4丁目へ出て、宝石屋さんも探険してきました。
写真はありません。
こちらも、想像していたのとは全然違っていて、結構こじんまりした店内なんですね。
迷路のような店内を上まで行って、出物がないかとワクワクしていたのですが、しょぼ~んでした。

ただ、老齢の紳士や高貴そうな御夫人が普通に店内に客としておられたのに、少々びっくりしました。

銀座という場所がらなんですかね-。

それから、東京駅へ。


もうこのときは足が棒のようになっており、ヘロヘロです。

でも、ガンバッテ、このあと山手線を一周して江戸の日常とやらを感じてきました。
関西(環状線)とはどことなく、静かです。
並走区間が多く、時間と元気があれば、あと2周ぐらいしたかったです。

さてさて、この日はこれぐらいにして、別行動をしていた家族の待つホテルへと戻り、バタンきゅう。


翌日は、ワイワイ騒ぐ家族の要望に応え、お台場と東京タワーへ。

ぜんぜん興味がなかったのですが、しゃあないです。

そのあとは、横浜へ立ち寄り、帰ることにしました。

横浜と言えば、勿論、こちらです。


こちらも是非とも見ておきたかったんです。
亡父の工作室を思い出しました。


1階にある宝石屋さんの支店で東京みやげ(なぜかタイピン!)を購入し、これで江戸旅行の想い出としました。



この旅行での購入品は、このタイピンと博物館の写真集だけ。

なんでやね~ん!

はははは。







事故交渉のその後

2014年08月17日 23時01分07秒 | その他
今年は、各地で大荒れの盆休暇となってしまいました。
わが家は大した被害もなく、一部計画を実行できない程度の不満が残っただけですが、大雨が原因で被災されてしまわれた皆様には、御見舞申しあげます。


さて、今回も鉄模に関する記事ではなく、重ねてお詫び申し上げます。

前回記事でご報告した事故のその後ですが、連休直前になり、漸く、集結に至りました。

ご報告していたとおり、私としては、自らの過失(交差点内である点と運転中であった点の2点のみ)は自認する覚悟ではあったものの、その自認によって発生する負担金が、実質的には加害者の車の修理に充当されるという、屈辱的な結果には到底承服しかねるものでしたので、0:9という主張を通しておりましたが、加害者側の保険会社も1:9を譲らないということでしたので、弁護士を通じ、訴訟を起こすことにいたしました。

当初、加害者側の保険会社は、事実を捏造し歪曲して、我が愛車を預けていた整備工場や私側の保険会社を翻弄するといった画策を企ててきましたが、こちら側が提示したドライブレコーダーの記録にグーの根も出せず、事実認定は私の主張を全て認めざるを得ないものでした。

このような不愉快極まる行為に加え、事故当初、加害者及びその保護者が自らの非の全てを認め、全ての賠償を負うと発言していた事実(愚妻も聞いておりました)までも、恐らくは様々な入知恵をされたのでしょう、交渉を重ねるうちに「そんなことを言った覚えはない」などと、これまた態度を翻し、事実関係の歪曲を始める始末。

これらのことに、穏便に事を済ませてやろうと思っていた私も、最後には堪忍袋の緒が切れたということです。

私としては、事故原因に関して落ち度は全くないという自身と物証とがありましたので、感情的な要素を含め、裁判所に正しい判断をしてもらう良い機会だと思っていました。

訴訟前の交渉中、加害者側保険会社は、私の弁護士を通じ、譲歩の余地は全くないと豪語し続けておりました。
しかし、私のほうも一歩も怯むことなく、訴訟へ向けた宣言を弁護士にしていただき、訴訟準備を始めてもらうことにしました。
ただ、0:9とは保険会社間では存在する決着方法でも、法的には、合算して100にならないといけないという前提に照らし、停車中の車に相手が突っ込んできたような事例とは、ちょっと違うことは事実なので、0:100との主張にも無理があると判断し、5:95での主張です。

すると、なんのことはない、相手側保険会社はあっさりとこちら側の主張を丸のみしてきた、ということです。

相手側保険会社は、十数年前(だったと思いますが)、保険金不払いを常態化させていることを新聞紙上で叩かれた、悪評高き会社(MS)です。

しかし、素人を誤魔化す術は持っていても、訴訟という誤魔化しの効かない世界での負けを嫌ったのでしょう。

そういえば、この保険会社が新聞紙上で叩かれていた当事、2台前のグロリアが、道路会社管轄の清掃車によって飛ばした小石でフロントガラスを割られるということがあって、世論の反響に脅えたのか、すぐに満額の保障をしてくれて拍子抜けした経験がありましたが、しょせんそんなところだろう・・・という、蔑んだ気持ちでいっぱいであります。

このブログを読まれている方(まあ、殆どおられないと思いますが・・)には、万が一、私と同じような事例にあわれても、相手側保険会社なぞに怖じ気付かず、正々堂々と渡りあって戴きたいと、御助言申しあげる次第であります。

最後に、今回の一件で得た教訓として、
①ドライブレコーダーを装備する点
②任意保険に弁護士特約を付ける点
の2点は、是非、お勧めすます。


車というのは、とても便利な道具です。
今回は、たかだか、お金で解決できるような結果でしたが、これが人身事故となればお金なんかでは絶対に解決できないものが残ります。

それだけ、ハンドルを握る者には、便利さとひき換えに日ごろの注意義務や安全運転を極める義務を負わなければならないものだということを、本当に学んだ一件でした。


(少々、酔いながらの投稿となってしまい、記事内容もチャランポランなところがあると思いますが、御容赦ください  m(_ _)m  )