silly ski squadronスキー雑記

バカなスキー集団。スキーならなんでもやります京都方面本部。
突撃我ニ続ケ!!

テールジャンプ完成編(Le bond!:ル・ボン!)

2006年02月22日 00時03分06秒 | スキーテクニック編
さて、では解説参りましょう。
本日は一人午後からスキーだったので、ムービーはありません。
そのかわり具合よく、以前人工モーグルバーンがあった斜面に有志が掘ったラインがありましたので、それを用いて解説。
斜度は15度くらい。
箱館山のコブで馴れた身には、非常に楽しく滑れました。自分自身も総て殆どのターンで、トップが斜面に押さえつけられるのを感じましたし、上体からぐんぐん板を引っ張って行けました。なので、ターンもスムーズに深い弧を描くことが出来ました。
やっと今シーズンOKが出た感じです(そんな時に限って同行者がいない…)。

そんなことは置いといて!

写真を見て下さい。一目瞭然だと思います。下の写真の自分のイメージと違いましたか?それがコブの肩を攻めるイメージなら、取り合えずその攻撃的な考えは捨てて、テールジャンプによる確実なターンをイメージして下さい。

手前から赤の斜線が、勿論スキーの軌跡です。

押しずらして行って~、溝の底に着いたらル・ボン!!(Le bond=ジャンプ)
テールジャンプをしている軌跡が黄色の矢印です。
ちょうどジャンプによって、コブの膨らみを越していますね。そして向こうのコブの斜面に着地して、押しずらし始めます。

この時、膝がスキーを先導しますので、まあるい弧を描きます。

1:押しずらしながら丸く回す。
2:コブの底に着くや否やスキーに圧を加えて一瞬で足場を作る。
3:ル・ボン!!
4:着地して1:に戻る

この繰り返しです。
もう本当にくどいですが、テールジャンプは踵を、又はバインディングのヒールピースを肛門(失礼)に近づける感じです。
時間は一瞬です。

ぎゅっと回す。ル・ボン!。ぎゅっと回す。ル・ボン!
この繰り返しです。コブの膨らみが目の前に来たら~、(下を見ちゃいけませんよ、エッジングが甘くなる)ル・ボン!
これを呟きながら、リズム良く滑って下さい。

※おまけ
今日たまたまリフトの隣に座ったアベック(フランス語)がフランス人でした。
話しかけて、しまった!と思いました。
そう、私はフランス語はスキー用語以外はbonjour位しか話せないのです(^^;
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2 コメント

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なるほどよくわかりました (konkuwen)
2006-02-22 21:26:15
なんだか自分の為に書いて頂いたような解説でとても感謝です。イメージした軌跡が全く誤りでした。今までの自分の攻め方は回すタイミングが一メートル位遅いという事がよくわかりました。溝に沿って暫く走らせてしまうからどんどん早くなってしまうし、ル・ボンの位置で回すにはジャンプしないとテールが溝に突っ張ってしまうのもよくわかります。テールが突っ張らないように回すのを更に遅くする努力をしていました。一年間の誤った努力が今日から改善される気がします。この解説画像くらいのピッチだと誤った滑り方でも何とか滑れてしまいますからそれでいいのだと思い込んでもっと深いところに行ってみるというとんでもない練習をしていました。

上手く滑れるようになったらまた報告します。

素晴らしい解説本当にありがとうございます。
返信する
Re:お褒めにあずかり光栄です(^^) (ボマー)
2006-02-23 00:35:20
勿論konkuwenさんのことも意識していますが、仲間内のKGBや、他のコブ好きの方も結構見て頂いているので、気合いが入ります(笑)。

こういう簡単なピッチで練習して、感覚を掴まれて難斜面に挑んで下さい!
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